★恋愛映画だいたい100選

【2ch】ニュー速クオリティに恋愛映画のスレがまとめてあったので、そこにあがっている映画をリストにしてみた。漏れがあるかもしれないし、100にはちょっと足らないけどご容赦。だいたい五十音順に並んでいるはず。ちなみに、名作ばかりではないと思う。私自身も「見たことはあるが、これはちょっとなあ」というのが混じっている。

  1. 25年目のキス
  2. 100本のたばこ
  3. CODE46
  4. 愛と青春の旅立ち
  5. アイリスへの手紙
  6. 頭の中の消しゴム
  7. 熱き愛に時は流れて
  8. あなたが寝てる間に…
  9. あの夏、いちばん静かな海
  10. アパートメント
  11. ある日どこかで
  12. いつか晴れた日に
  13. 愛しのローズマリー
  14. いま、会いにゆきます
  15. 妹の恋人
  16. ウエディングシンガー
  17. ウォーク・トゥ・リメンバー
  18. エターナル・サンシャイン
  19. 俺達に明日はない
  20. カサブランカ
  21. 髪結いの亭主
  22. カリートの道
  23. 彼氏が素敵になったワケ
  24. 完全なる飼育
  25. キス・オブ・ザ・ドラゴン
  26. きみに読む物語
  27. キルトに綴る愛
  28. キャントバイミーラブ
  29. 風と共にさりぬ
  30. グリーン・カード
  31. クレイジー/ビューティフル
  32. 恋するための3つのルール
  33. 恋する惑星
  34. 恋は負けない
  35. 恋に落ちたシェイクスピア
  36. 恋に落ちて
  37. 恋に落ちたら
  38. 恋の秋
  39. 恋のためらいフランキー&ジョニー
  40. 恋のゆくえ
  41. 恋はデジャ・ブ
  42. 恋人までの距離(ビフォア・サンライズ)
  43. 恋人たちの予感
  44. ゴースト
  45. サイドウェイ
  46. ザ・エージェント
  47. サマーストーリー
  48. シザーハンズ
  49. 仕立て屋の恋
  50. シャンドライの恋
  51. スウィート・ノベンバー
  52. タイタニック
  53. 小さな恋のメロディ
  54. 月とキャベツ
  55. 電車男
  56. 天使のくれた時間
  57. トゥルー・ナイト
  58. トゥルー・ロマンス
  59. ナビィの恋
  60. ノッティングヒルの恋人
  61. ハウルの動く城
  62. バタフライ・エフェクト
  63. バタリアンリターンズ
  64. パッチギ
  65. バッファロー66
  66. 日陰の二人
  67. ビフォア・サンセット
  68. ブエノスアイレス
  69. フォー・ウエディング
  70. プリティ・イン・ピンク
  71. プリティ・ウーマン
  72. ベティ・ブルー
  73. 僕の彼女を紹介します
  74. ホワイト・ライズ
  75. マイガール
  76. マディソン郡の橋
  77. マンハッタン花物語
  78. ミルクマネー
  79. ムーランルージュ
  80. めぐり逢い
  81. ラスト・オブ・モヒカン
  82. ラブ・アクチュアリー
  83. ラブストーリー
  84. 猟奇的な彼女
  85. レオン
  86. 恋愛適齢期
  87. 恋愛小説家
  88. ローマの休日
  89. 惑星ソラリス
  90. ワイルド・アット・ハート
  91. 忘れられない人

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★[ネタバレ注意]「髪結いの亭主」“Le Mari de la coiffeuse”雑感

最初に何に性的な興奮を感じたかが、男の一生を決める。ミドルティーン以降に、同世代の女とのセックスに興奮を感じれば一番いいのだろうが、なかなかそううまくはいかない。映画「髪結いの亭主」“Le Mari de la coiffeuse”を見て、そのように思った。あらすじは、goo映画あたりを見てほしい。

少年アントワーヌは、散髪屋の女主人シェーファー夫人がノーブラで、しかも胸のボタンを留めないで散髪する姿に魅力を感じ、頻繁にその散髪屋に通う。アントワーヌは、生涯で初めて興奮したのが、散髪屋の女主人であったことで、散髪屋の女主人に強い性的魅力を感じるようになったのだろう。成人した後に、自分よりもずっと若い美人散髪店主のマチルドに求婚し、受け入れられる。

アントワーヌは、マチルドに対しても性的魅力を感じていた。散髪中に客の顔を布で覆っているとき、アントワーヌが後ろからマチルドのスカートに手を入れて、ショーツを脱がせるシーンが非常にエロティックだ。アントワーヌは、シェーファー夫人と同じく、仕事中の女理髪師であるマチルドに性欲を感じたのだ。このようなフェティシズムは、ごく若いときに性的興奮を覚えた対象に発露することが多いと思う。

さて、ラストでマチルドは増水した川に飛び込んで死ぬのだが、それに強い悲しみを抱くことのないアントワーヌは、自分の欲望にのみ関心があるように感じられる。物語全体が象徴で構成されているようなものなので、アントワーヌがあまり悲しまないことなどに目くじらを立てないことが、この映画の見方としては正しそうだ。

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★[ネタバレ注意]「チョコレート」“Monstar's Ball”雑感

男は与えたいものを与え、女は受け取りたいものを受け取る。本当は、女が受け取りたいものを男が与えることができれば、それが一番いいのだが、実際には難しい。映画「チョコレート」(原題“Monstar's Ball”)を見て、そう思った。あらすじはgoo映画あたりを見ていただきたい。

刑務所看守であるハンク(白人)は、行きつけのレストランで働くレティシア(黒人)の夫の処刑に立ち会う。その後、レティシアが息子を事故で失ったときに、たまたま通りかかったのが縁でレティシアに急接近する。レティシアの仕事が終わってから、自宅に送っていき、そのまま二人は男女の仲になるのだが、そこではかなり長く、そして具体的に二人のセックスが“いいものとして”描かれる。冒頭で、ハンクの息子ソニーが娼婦を買うシーンがあるが、そのときのセックスが非常に即物的で味気ないものとは好対照だ。ここで、ハンクは息子を失うことによって、何かを得たのかもしれないと予感させる。

ただ、その予感は今ひとつすっきりと満足させられない。レティシアが父親に侮辱されたため、父親を老人施設に放り込み、自分が買ったガソリンスタンドを「レティシアの店」(Leticia's)と改名し、自分で看板を塗り替える。また、レティシアが家賃滞納で追い出された後、ハンクは自宅にレティシアを迎え入れるが、その前に部屋の壁を塗り替える。これらの行為は、ハンクがレティシアのためを思ってやったことだが、レティシアの希望を叶えたものだとは言えない。印象的なのが、最後のあたりでハンクがチョコレート・アイスクリームを買いに行った帰り、自分のガソリンスタンドを見上げて、帰宅した後に自分のガソリンスタンドは看板がとてもいいと言うが、ハンクの本意はレティシアに伝わったかどうか怪しい。むしろ、レティシアには何のことかわからなかったのではないか。ハンクがいろいろ“やってあげた”ことは、ハンクが“してあげたい”から、しただけのこと。決して、レティシアが希望したことではない。

レティシアが希望したことは、ただ一つ、「私は大切にされたい」ということだ。ハンクは「君を大切にしたい」と言う。両者の願望はぴったり合致しているのだから、本当ならうまくいくはずなのだが、実際には難しい。それは、上で見たように、男の「してあげたい」と女の「してほしい」が一致しないからだ。

最後のシーンでは、家の前の階段に座って、ハンクとレティシアがチョコレート・アイスクリームを食べている。レティシアは、その直前に、夫の処刑に立ち会ったのがハンクであることを知って、茫然自失の様子だが、ハンクにはレティシアの様子を意に介さない。また、ここでハンクの家の敷地にある3つの墓(ハンクの母、妻、息子の3人のものらしい)が映し出されることもあり、この後、レティシアがハンクを殺してしまうという解釈が出てくるようだ。しかし、私は、レティシアがハンクを殺してしまうという解釈ではなく、二人は一緒に(少なくとも表面的には穏やかに)暮らしていくという解釈を採りたい。なぜなら、この直前のシーンで、ハンクとソニーの似顔絵を夫が描いたのを発見し、レティシアは大粒の涙を流す(ここのシーンは必見。ハル・ベリーの演技は大変素晴らしい)が、それは夫が処刑される前、ハンクとソニーに対して好意を持っていたに違いないことを読み取ったのではないか。もしそうなら、レティシアはいろいろなことを乗り越えて、ハンクと一緒に暮らすと考えるのが自然だ。

なお、かなり大胆(かつ重要)なセックスシーンのところで、かごの中の鳥を捕まえる映像が挿入される。これは何かを象徴しているのだろうが、1回見ただけではよくわからなかった。たぶん、二人の気持ちがぴったりと合っていく過程を表現したのだろうが…。

ともあれ、恋人と見て、その後に自分たちの関係について、いろいろ語り合うことができる映画だは言える。もちろん、語り合った後は、じっくり愛し合うといいと思う。

見たくなった方はShowTimeでどうぞ。月会費294円+367円でいつでも視聴できます。また、興味深いレビューはAYASEGAWAさんのページあたりかな。

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