★結婚相談所ではなぜ結婚できないのか

自分の適性にあった仕事を探すことを推奨したら、転職を重ねる「ローリング・ストーン族」、フリーター、ニート、「自分探しの旅人」ばかり増えてしまったと内田樹はいう。

大学三年生相手の就職セミナーでリクルートの営業はまず最初に「みなさんは自分の適性に合った仕事を探し当てることがもっとも重要です」と獅子吼する。/その瞬間に若者たちは「この広い世界のどこかに自分の適性にぴったり合ったたった一つの仕事が存在する」という信憑を刷り込まれる。もちろん、そのような仕事は存在しない。/だから、「自分の適性にぴったり合ったたった一つの仕事」を探して若者たちは終わりのない長い放浪の旅に出ることになる。

 同じことが、結婚情報産業についても言える。

この思考は「自分の個性にぴったり合ったたった一人の配偶者がこの世界のどこかにいる」という信憑と同型のものである。(中略)これも「何度見合いしてもぴったりした人に出会えない」人が多ければ多いほど利益が計上されるようにビジネスモデルが構築されている。

だから、結婚相談所(特に、成婚料を取らない大手結婚相談所)と契約することは、非モテにとっては、まったくお金をドブに捨てるだけの行為だ。中には、「結婚を考えていて、彼氏のいないとわかっている女の電話番号がたくさん手に入るんだ。それ以上、何を望みたいんだ?オレにはそれで十分さ。いい女を見つけてやるぜ」という猛者もいる。その考え方でいける人はいい。だいたい、そんな奴は結婚相談所にわざわざ来なくても、そのうち相手を見つけられるだろう。問題は、結婚相談所に来ないとどうにもならないと悟った非モテ、特に男たちだ。

パーソナルな視点で見れば、いろんなテクニックを身につけ、考え方を変えれば、藻男も結婚できるかもしれない。しかし、できるだけ結婚させないためのビジネスモデルをもとに商売している結婚情報産業は、マクロ的な視点が見れば、許し難い。

…でも、結婚したい。

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★結婚できる結婚相談所を作るには


ネットのインフラの一つとなってきた感のあるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システムまたはサービス)だが、ビジネスへの転用は今ひとつ成功していない。先日、NTTドコモが「プッシュトーク」をアナウンスするためのコミュニティを作ったが、コミュニティ運営が拙かったため、掲示板が荒れてしまい、10日ほどで早々にコミュニティを閉鎖せざるを得なくなった。運営元のmixiでさえ、膨大な会員を集めている割には儲かっているとは言えないようだ。

さて、SNSのビジネスへの活用方法を考えていて、ふと思いついたのだが、SNSは従来のWeb日記やブログといったシステムよりも、ずっと広く深く相手についての情報を得ることができる。もし結婚相手を探している男女がSNSで出会えば、短期間に相手についての情報をたくさん仕入れることが可能となる。懇意になる前にいちいち趣味だの仕事のことだの、重要な情報を聞き出すのに電話やメールで大変な思いをするのと比べれば、非常に仲良くなりやすいのではないか。日記も書きやすいし、読んでもらいやすい。身元保証の問題もあるから、今のmixiのシステムをそのまま使うわけにはいかないが、アカウント管理を厳密にやれば、比較的スムーズに「オンライン結婚情報センター」を構築できそうな気がする。

ただし、人と人との距離が縮まりやすいということは、トラブルも起きやすい。普通のSNSよりもずっと厳しい情報管理が必要だろう。もしmixiを使うとしたら、以下のような項目に注意する必要がある。

  • このシステムの会員は、特別会員としてシステム上、他の一般会員とは区別される。ただし、その区別は見た目にはわからない(ここは一考の余地あり)。
  • 特別会員同士のコミュニケーションは、コミュニティ「結婚情報コミュ」と、日記とそのコメント、トラックバック(今のmixiにはない)で自由に行われる。
  • 特別会員用アカウントは、運営企業からmixiに対して連絡することで行われる。友人からの招待では特別会員にはなれない。
  • 日記は、一般公開(誰でも読める)、友人にのみ公開(マイミクのみ読める)、特別会員にのみ公開、交際中特別会員にのみ公開、非公開(自分だけ読める)のいずれかを選択できる。
  • 特別会員の個人情報は、一般会員向け、友人向け、特別会員向け、交際中特別会員にのみ公開、非公開の5レベルに設定できる。
  • 日記へのコメント、トラックバックもコントロールできる。

ちょっと説明しないとわかりづらいところもありそうだけど、今日はこのくらいで。

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コメントには、そのうちお返事します。≦(._.)≧

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★これからはお見合いは国営で…となればいいなあ

少子化対策でお見合いパーティを国営でやろうという話が、猪口邦子少子化担当相から出ている。asahi.comから。

猪口少子化担当相が、政府の責任で「お見合いパーティー」など、独身男女の出会いの場を設ける案を閣内で打診していたことがわかった。非婚や晩婚が少子化の一因と言われるため、政府がキューピッド役をしようという発想だ。政府・与党内には「出産前の対策も重要だ」という意見もある一方で、閣僚からは効果が見込みにくいという声も出ている。

この案にはいろいろ問題があって、「国が出会い系サイトのまねごとをするなんて、言語道断」という若干的外れな反論もあるが、「既存の結婚相談所など民業を圧迫するのではないか」「結婚奨励は少子化対策につながらない」「財政改革の最中なので、支出を増やせない」など、正当な反論も少なくない。

これらの反論に対して一つだけ再反論しておくなら、このブログで再三述べているが、既存の大手結婚相談所は産業としては大変未熟なものなので、「民業を圧迫する恐れがある」なんてことを言わずに、是非参入して、民業を強く圧迫してもらいたいのだ。

たとえば、学習塾は子どもの成績を上げ、志望校に合格させることが目的のサービス業だ。子どものお守りをしているだけの学習塾も少なくないが、大手学習塾が提供するサービスは、それなりのレベルに達しており、子どもの成績はあがるのが普通だ。もし志望校に合格する生徒が全体の10%もいなければ、すぐに学習塾はつぶれてしまう。しかし、結婚相談所・結婚情報サービス会社は、全体の5%しか結婚できなくても、大手を振って会員集めをやっている。現状では、(特に大手結婚相談所は)「このサービスに登録すれば、もしかしたら自分もいい人と結婚できるかも…」という夢を売っているに過ぎない。これこそ虚業と言っていい。

shuncafeさんの「中央突破策」には、

既にある出会い系のサイトや企業に対する民業圧迫になるかもしれない。しかし、民営の場合は「お金を払っただけの価値」があり、国営はそれを侵さないようにする。

とあるが、結婚相談所・結婚情報サービス会社は、「結婚したい」と意思を持って入会してくる男女に対して、異性の情報を売っているだけである。「お金を払っただけの価値」なんて、まったくない。男女を結婚させるためのノウハウもまったく蓄積しておらず、カネとブランドイメージ(実はこっちが大切)さえあれば、明日からでも結婚相談所を開くことができるだろう。

さて、思わず話が脱線してしまった(笑)。話を元に戻すと、少子化対策の問題は、いろいろな対策は考えられるのだが、どれも劇的な効果は見込めなさそうなことだ。もしかすると、このあたりで発想を転換して、少子化を“仕方ないもの”として考える必要があるのかもしれない。

こう考えていたら、猪口邦子と直に話してみたくなった。少子化については話すことはないけど、晩婚化・非婚化についてはいろいろ考え方を修正してやりたい…って言うほど、大したことは言えないか(苦笑)。

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★中国で6000人が集団お見合い

さすが、中国ではスケールが違う。news@niftyから。

中国上海市でこのほど、「白領(ホワイトカラー)」の男女約6000人を集めた集団お見合いパーティーが開催された。中国では高学歴・高所得の女性の晩婚化が進み、上海など大都市ではお見合いパーティーがよく開かれるが、今回は過去最大規模という。21日の上海紙、東方早報が伝えた。女性の晩婚化が進んだのは、高学歴・高所得の「理想の相手」が容易に見つからなくなったためだ。

ふと思ったのだけど、高学歴・高所得の女性がどんどん晩婚化していくのは、万国共通の現象なのだろうか。

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★結婚相談所の成婚数を疑え!

結婚相談所(結婚情報サービス)が広告などに掲載している成婚数は、まったくアテにならないというのは、もはや常識だ。そんなところに、オーエムエムジー(オーネット)とサンマークライフクリエーション(サンマリエ)が、公正取引委員会から景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を受けた。nikkansports.comから。

晩婚化や未婚率の上昇を背景に、結婚紹介サービスは急成長。公取委によると、昨年の業界全体の売り上げは約300億円に上る。うちオーエムエムジーは約80億円で業界1位、サンマークライフクリエーションは約39億円で3位。

 公取委によると、オ社は昨年4-10月、会員制紹介サービス「オーネット」の広告を新聞などに掲載した際、04年までに会員同士で結婚・婚約をした約6万5000人に、会員以外の相手と結婚するなどした会員を加え「成婚者数13万人」などと誇大表示した。

 同社は広告のただし書きで「会員外成婚者含む」と表記していたが、公取委は「会員同士のカップルは半数にも満たず、違法と認めざるを得ない」と判断した。

 サ社も昨年11、12月、会員制サービス「サンマリエ」の広告で、同年1-9月に会員同士で結婚するなどした約950人に、会員以外の相手と結婚するなどした約2400人を加えて表示。このほか、同社が運営する別のサービスの会員もサンマリエの会員数に加えて表示した。

このニュース、成婚数の水増しが明らかになったこともポイントだけど、もっと大きなポイントは、サンマリエの会員同士での成婚数が9ヶ月で950人にしか満たないことだ。会員数がはっきりわからないので、「1年間在籍して、会員同士で結婚できる割合はいくらか」という、入会したい人にとって一番重要な、そして業者にとって一番出したくない(笑)数字は算出できないが、会員が3万人と見積もれば4%になる。表に出ている成婚率が10数%、実際は10%を切っているはずなので、この数字は実際の数字に近いはずだ。また、会員同士の成婚率は、大手結婚相談所に限れば、会社によって大きく異なることはないはずなので、どの結婚相談所もこの程度だと推測される。

この数字はあまりにも低い、と私は思う。成婚数を増やすのが目的の結婚相談所が、会員を増やすことにのみ注力しているのは、商売としていかがなものか。

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★結婚相談所のTVコマーシャル解禁

ロイターによれば、結婚相談所(お見合いサービス)のCMが解禁されるようだ。エキサイトニュースより。

人口全体の高齢化と出生率の低下に悩む日本で、現在は禁止されているお見合いサービスのテレビコマーシャル放映が解禁されそうだ。カップルが増えれば結果として新生児も増えるのではないか、と期待しての措置だという。(中略)経済産業省の役人は火曜日、結婚仲介業のコマーシャル放映の解禁を検討中だと発表した。「現行の新聞広告と比較すると、テレビの影響力ははるかに大きい」とのこと。「出産率低下の理由の一部は、晩婚化、もしくは全く結婚しないことです。この問題へのひとつの対処として、私たちは結婚を推奨します」(中略)「コマーシャル放映を認可してお見合いサービスのイメージアップを図るのも、結婚件数を増やす重要な方策だと考えています」と、経済産業省の役人は言った。

ここでは何度も書いているが、結婚相談所に入会した人が1年以内に結婚して退会する割合は、全体の10%未満である。精確な数字は発表されていないが、特に大手結婚相談所は1桁台だと思った方がいい。つまり、ほとんどの人は30万円とか40万円を支払って結婚相談所に登録して、結婚できないのである。「情報料」として考えるなら、高くはないかもしれない。しかし、「ここに登録すれば、努力次第で結婚できるはずだ」と思うなら、止めておいた方がいい。結婚相談所を肥え太らせ、より多くの被害者を再生産するだけである。

…と、この間、とある相談所の相談員相手に一席ぶってきた。

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★40歳を過ぎた男が結婚するのは難しい

42歳、会社員(男性)からの相談。MSN毎日インタラクティブから。

当方、まじめな中年男性の会社員です。タイミングを逸したのか、なかなか結婚に結びつくような交際相手に出会いません。晩婚化の時代といいますが、40過ぎて独身だとさすがに焦ってきます。高望みをしているわけではなく、話の合う同世代の人がいいと思うのですが、その年代の女性は結婚する気はないのでしょうか。恋の相談の前に、恋ができない場合はどうしたらよいのでしょうか。不倫だなんだという相談を読むと、自分は結婚もしていないのに、と腹が立ってきます。中年版の電車男はありえないのでしょうか。ぜひアドバイスをお願いします。=東京都練馬区、男性会社員(42)

似たような年の人にアドバイスするのも抵抗があるが、もしアドバイスするとしたら、まずは結婚したいと思っている世代の女性が考えていることをよく知っておくことだ。この男性、30代後半から40代の独身女性が、結婚についてどう考えているか、リサーチしてみたことがあるだろうか。たぶん、「なぜ出会いがないのか」「なぜ自分は結婚できないのか」ということにとらわれすぎているはずだ。「なぜ自分は結婚できないのか」を考える前に、「自分が結婚したい女性は、何を考えているのか」を調べてみよう。たとえば、ネット上には、その年代の女性が書いているブログはたくさんある。そこから読み取るのもいいが、実際には直接女性から情報を仕入れた方が簡単だろう。既婚者でかまわないので、似たような年か、やや年上の女性をつかまえて、いろいろ聞いてみる。遠回しに聞きにくいようなら、「最近の女性って、何を考えているのかよくわからないので、教えて欲しい」と下手に出てみるのもいい。

私の知る限りでは、この男性と同世代、つまり40歳前後の女性で未婚者となると、生活の糧は自分一人ですでに稼ぐことができるか、あるいは実家に生計を依存しているか、結婚していたが、離婚してしまったか、このあたりが多い。そして、「一刻も早く結婚したい」と思っている人は少なく、「いい人がいれば結婚してもいいけど、いなければこのままでもいい」と思っている人が多い。もちろん、「一刻も早く結婚したい」と思っている人もいるので、そういう人をいろんな場所で探すか、あるいは結婚を前提とせずに恋愛関係になった人にプロポーズするか、そのくらいしか選択肢はない。残念ながら、特に魅力があるわけでもない、ごく普通の40歳を超えた男に、結婚についての選択肢はひどく少ない。

一番いいのは、比較的規模の小さな結婚相談所だろう。大手は絶対に止めた方がいい。そこで出会った、「アナタと結婚してもいい」と言ってくれる最初の女性にプロポーズすること。そのとき、「オレはいろいろ妥協しているんだから、アンタも妥協してくれ」という態度はとらないこと。つまり、容姿の点で引っかかったとしても、それをネタに“値切る”行為は慎まねばならない。男は、集団の中での自分のポジションに合わせて、相手に対する態度を変えることが多い。すなわち、「自分はデキない男だ」と思ったら、会社の中では肩身が狭いと感じているのがわかるように振る舞うことが多いが、これをそのまま女性に適用してはいけない。「自分はモテない男だ。だから、モテない女であるアナタにオファーしている。だから、アナタは分をわきまえて、オレくらいの男で我慢すべきだ」という理屈は、基本的に女性には一切通用しないと考えておこう。

さて、相談者にはもう1つ大きな問題がある。それは、結婚と恋愛を不可分のものだと考えていそうなことだ。結婚と恋愛が結びつくことも多いし、それを理想だと考えている人も少なくないが、結婚は生活だから、夢ばかり追っていてはいけないと考える人も同じくらいいる。恋愛はカッコイイ人と、結婚は稼ぎと将来性がある人と…という女性は、ごまんといる。むしろ、そっちの方が普通だと構えておいた方がいいくらいだ。「男はカネじゃないよ」と言うのは、多少カネを稼いでからにしたい。「カネはないけど、熱いハートならあるぜ!」と言うなら、結構。その熱いハートを認めてくれる、数少ない女性を探すしかない。

相談者のように、真面目なだけが取り柄のようなタイプ(失礼!)が結婚したいと思ったなら、同じようなタイプの女性を結婚相談所で見つけるのが一番だろう。多少はモテる男性なら、とりあえず結婚を考えずにいろんな人と付き合ってみて、これぞと思う女性にプロポーズするという手はあるが、この相談者はちょっと難しそうな感じだ。

…他人のことならよくわかる岡目八目の典型的な記事だな、これ。しかも、そろそろ40歳になるし。_| ̄|○

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★ブログを書けば結婚できるかも

男性がブログを書いて、それを見た女性からアプローチするというシステムがあるらしい。ソースは、livedoor ニュースから。

「通常よくあるプロフィールや自己PRに加え、会員の方の日記をブログで公開できるようにしました。基本的には男性会員がブログを公開し、それに興味を持った女性会員が、直接メールでアプローチをするようになっています」(ウィルブライド サポートチーム)

ブログをマッチングに使うという手は、大変いいと思う。いくつもブログを書いている私みたいな変人ブロガー(笑)は、どんな情報を出すかを迷ってしまうが、普通の会社員なら、日常のことを書けばいいわけだから問題ないだろう。

料金の方は、公開する情報によって30日あたり5400円~3万6600円とのこと。若干高めに感じるが、1年くらいで結婚できれば、大手結婚相談所の相場と比べても、それほど高いとは言えない。「話すのは不得手だけど、ブログなら書ける」という引きこもり系独身ブロガーにはピッタリのサービスかもしれない。

ただし、いろんな情報を掲載したブログを公開できるということは、他の男性と簡単に比較されることを覚悟しなければならない。ここでは何度も書いているが、男女を問わず、異性の収入・趣味・容姿などの「スペック」部分を比較する、ショッピングのようなパートナー選びは、本当に入り口だけにしておかないと、「年収600万円の人より、1000万円の人と結婚する方が幸せになれる」「Bカップの人より、Dカップの人と結婚する方が幸せだ」と勘違いしがちだからだ。

ちなみに、実際にアクセスしてみたところ、女性もブログを公開できるようだが、このシステムとの関係はよくわからなかった。また、気になるシステムの運営者は、Will Bride(ウィルブライド)となっているが、実際は明治記念館なので、かなり堅いと思われる。

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★結婚相談所の会員数はアテにならない

大手結婚相談所は、会員数の多さを一つのウリにする。「アナタには、こんなに選択の幅があるんですよ!」とアピールするわけだ。ただ、この数字にはウラがある。「結婚紹介・出会い情報ガイド」さんから。

結婚相談所の会員数はホントウかどうかとても気になるデータです。 よく無料説明会などでシステムの説明を受ける際に以下のような他社の会員数のカラクリを告げられます。

「○○社さんは会員数の多さがウリですが、実は2年間の会員期間に結婚できなかった女性会員にはそのまま無料継続させて、会員数としてカウントしてるので、活動していない幽霊会員が多いんですよ。」

「△△社さんは法人会員といって社員への福利厚生としてサービス提供していて、その会員法人の社員数が会員数としてカウントされてるんで正味の会員数は少ないんですよ」

(中略)
実際に自らの意志で入会し、アクティブに活動している会員数は各社が公表している会員数よりも1割~2割少ないと考えるとちょうどよいでしょう。

確かに、過去に入会していたツ○ァイでも、「相手から返事が来ません。他の人を探しましょう」というハガキが、結構来ていたなあ。

ところで、結婚相談所の選び方として、会員数を目安にするのは止めた方がいい。よく考えてみればわかるが、毎週1人と会ったとしても、月に4人。2年間、フルに活動したとしても96人。実際には、会う前にかなり絞り込むとしても、相手として考えられそうな異性はせいぜい500人もいれば十分である。たとえば、会員が5万人いたとしても、99%は自分とはコンタクトすることもない、まったく無関係な人である。実際には、そんなにたくさんの人と会うのはほとんど不可能だ。もし2年間で100人近くの異性に会っていたら、とてもじゃないがまっとうな判断ができなくなってしまう。

また、500人の中から1人を選ぶことができれば、幸せになれるかというと、車や家を選ぶのと違って、スペックや見た目では判断できないことも考えておかねばならない。選択肢が多すぎると、むしろスペックや見た目に惑わされてしまう可能性の方が高いのではないだろうか。

とはいえ、田舎の小さな結婚相談所で、売れ残りの“ジョーカー”を押しつけられるのもキツイかもしれない。どういう選択がいいのか、今の私には判断できないなあ。

・・・ということで、そのうち何か別の方法にチャレンジしてみるかもしれません(笑)。

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★結婚相談所に認定制度を導入

読売新聞によると、経済産業省は結婚相談所を支援するため、認定制度を設け、一定の基準を満たしたところに認定マークを与えるらしい。ソースはこちら

結婚しない男女の増加が少子化に拍車をかける中、経済産業省は、結婚情報サービス業者の支援に乗り出す方針を固めた。 一定水準以上の業者に第三者機関などが交付する「認定マーク」制度の導入が柱で、独身男女が安心して利用できるようにする。有識者らによる研究会が24日に発足、4月をめどに報告書をまとめる。

同省は、その理由について、「望む相手と会えない」「多額の解約料を請求された」「解約に応じてくれない」などの相談が年間2000件以上、国民生活センターに寄せられているなど、「消費者の信頼が高くないことが一因」と分析。一定の基準をクリアした業者に“お墨付き”を与えるのが有効と判断した。

「解約に応じない」とか、そんな悪質な結婚相談所は論外。すぐにつぶしていい。「望む相手と会えない」は微妙だろう。登録者が少なくて、望むような条件に合った人を紹介できない場合もあるだろうが、中年男性が20代女性との結婚を望んでいるとしても、それは「望む相手と会えない」ということになろうか。また、収入が平均よりも低い場合、相手が限られてくることは多い。容姿や家庭に問題があっても同じだ。残念ながら、それが結婚相談所という“自由市場”での現実だ。

小規模な結婚相談所はどうか知らないが、オーエムエムジーやらツヴァイやらの大きな結婚相談所では、「解約に応じない」とか「契約が守られない」などの問題はまずないだろう。その代わり、非常にシビアな現実を目の当たりにすることになる。いくらたくさんの人にあっても、全然話は進まないのである。ちょっと進んだと思ったら、とてつもなく変なところで引っかかる。

はっきり予言しておくが、こんな認定制度ができたところで、晩婚化は止められない。他の理由で止まることはあるかもしれないが、結婚相談所では晩婚化を止めるのは無理だ。本当に結婚相談所を評価したいなら、成婚率をモノサシにすべきである。というのは、結婚相談所は、会員を結婚させるところであるからだ。大学の法学部や医学部で、国家試験の合格率が競われるように、会員の成婚率で結婚相談所を評価してみてはどうか。

ちなみに、この記事の末尾に成婚率のことが書いてある。

成婚率は業界全体で推定7-8%とされている。

つまり、結婚相談所では、十中八九、結婚できない。結婚相談所は、「私も結婚できるかも」という夢を売る場所のようだ。

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