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★「人は死ぬとどうなると思うか」を中学生に聞いてみたら

「人は死ぬとどうなると思うか」と中学生に質問したら、どういう答えが返ってくるだろうか。ある調査では、実に1/4以上の生徒が「生き返ることがある」と考えているらしい。読売新聞のサイトから。

小児科医で、東京純心女子大学の中村博志教授(70)は、小学生から高校生までの子供たちに、そんな問いかけを続けている。10月中旬、東京都文京区にある私立京北中学校の生徒149人に行った結果は、「生き返る」8・5%、「生き返ることもある」16・9%。「生き返らない」は35・2%だった。

 2000年度から始めた調査に、ばらつきはあるが、いずれも「生き返る」と答える子供がいる。小学生で3人に1人が答えたことも。もちろん、救急救命による「蘇生(そせい)」や宗教的な「生まれ変わり」と混同している可能性もある。

現代では死はタブー視され、日常生活から遠ざけられ、隠されている。特に、子供が人の死を体験する機会はできるだけ少なくなるように配慮される。その結果、子供たちは死を正確に理解できなくなってしまった。人が死ぬと冷たくなり、二度と動かず、もちろん目を覚ますこともなく、焼いて小さな骨にするしかない(さらに言えば、腐敗するとひどい臭いがする…というのは自分で体験したことはないが)という「死の現実」を身を持って実感することがないから、「死んだ後に生き返る」などと考える子供が増えているのではないか。命はかけがえのないものであること、失われると二度と戻ってこないこと、子供のときに植え付けておくひつようがあるように感じる。

三歳になる前だと思うが、猫を水槽に浸けて殺してしまったことがある。その後の記憶はあまりはっきりしていないのだが、母と弟が庭に埋めていたのを、家の中から見ていたことを覚えている。取り返しがつかないことがあると、そのとき初めてそう思ったような気がする。後年、生きていることに嫌気がさすことは何度もあったが、そのたびにぎりぎりのところでいつも「ここで死んだら、取り返しがつかないのだ」と思った。もしかしたら、猫を溺死させてしまったから、そう思ったのかもしれない。

ただし、忘れてはならないのが、命の価値は社会によって色づけされることを免れ得ないことだ。日本における一人の人の命と、人口が非常に多い国や地域における一人の人の命は、理念的には等価であるべきだが、社会的には決して等価ではない。できれば、命の心の意味での大切さ・取り返しのつかなさと併せて、命の価値の不均衡もまた子供には是非教えたいところだ。

…と言っても、私に子供はいないのだが。

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