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★「セックスするな」以外の若者への勧めはないのか

10代における人工妊娠中絶の実施率が全国で2番目に高いのが、福島県らしい。asahi.comから。

中絶の問題に取り組んでいる「西口クリニック婦人科」(福島市)の野口まゆみ医師は「自分を大切に考えず、中絶の危険性を説明するだけでは、のれんに腕おしという人が目立つ。『性交渉は良くない』と道徳的に説いても効果は少ない。避妊の理解の促進も考えるべきでは」と語る。

この後の部分でも書いてあるが、単純に「セックスするな」と言っても、10代の耳には届かない。10代の若者を取り巻く環境や彼女らの考え方を理解した上で、適切な言葉で必要なことを伝えていくしかない。

また、この記事を読んでいて感じたのだが、ここで行われている性教育で若者に伝えたいことは、結局のところ、「セックスするな」ということなのだろうか。

同校の授業で採り入れられたのが、京都大学大学院医学研究科の木原雅子助教授(社会疫学)の手法だ。(1)中絶や性感染症は自分にも起こりうる(2)性交渉を急ぐ必要はない――ことを認識させるのが授業でのポイントになるという。 (中略)

 「自分も危ない、という認識を伝えることが重要だ」と語る木原助教授は、モデル授業の最後をいつもこう締めくくるという。「丁寧な人間関係を築いて下さい」

中絶や性感染症に対しては、正しい避妊方法を教えると同時に、相手をきちんと見て選ぶことを教えるべきだろう。不特定多数の異性と性関係を結んでいる相手とはセックスしない。この原則を若者に伝えられたら、性感染症の問題はある程度解決するのではないか。また、セックスを急ぐ必要は全くないが、中絶や性感染症を忌避するあまり、セックスをしないという選択肢を選ばせるというのも、いかがなものか。「セックスと言えば、性感染症と妊娠」と連想されるのは、ちょっと悲しい。性はもっともっと豊かなものなのにね。

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コメント

学校任せにせずに、ちゃんと家庭で性教育をすることが一番重要でしょうね。自分の子供ですからね。。。と言いつつ、もし自分が10代の時に自分の親にそういう話をされたら、相当ひいてしまったかもしれません。自分を大切に思ってくれている気持ちは感謝したかもしれませんが。

投稿: cg | 2006年6月12日 (月) 午後 03時54分

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