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★言葉の重みは男女で違う?

セクハラ男の主張は、なぜか似通っている。妄想をふくらませ、被害者の気持ちを思いやることをせず、むしろまったくねじ曲げて解釈してしまうのである。「壊れる男たち」(金子雅臣著、岩波新書)から。

「オンナとは気まぐれで、嘘つきで、男によって変わる。本当は合意だったのだが、何か理由があって違うことを言っているに決まっている。本心はわからないよ」などという主張である。本当にそうなのだろうか。彼らが言うように、女とは、そんなにワンパターンの生き物なのだろうか。女ということで、そんな風に簡単にくくることができるのだろうか。男と女はそんなに違うのだろうか。(p.122)

「オンナとは気まぐれで、嘘つきで、男によって変わる」などと女性のいる場で口にした日には、女性から総スカンを食ってしまうことは間違いないだろう。こんなステレオタイプな主張が認められるわけはない。同じ男から見ても、あまりにも偏った考え方で、ほとんど同情する余地はない…というところは書くまでもないことだろう。

それにしても、こんな考え方をする男がかわいそうになってくる。間違いなく、こんな男に対して「抱いて」とか「触って」とささやく女はいないだろう。そんなことを言う前に、くみしだかれてしまうからだ。いやむしろ、女に「抱いて」と言ってもらえないからこそ、こんな妄想の固まりのような男になってしまったのかもしれない。

ただ、ちょっと引っかかるのは、ある女性に「あなたは、私の言葉を真に受けすぎる」と言われことがあるのだ。別にこの女性が冗談ばかり四六時中言っていたわけではない。まじめな相談事についても、このように評価された私は、その後、その女性の言葉を心から信用することはまったくできなくなり、その女性を結果として軽く扱うしかなくなった。もしかしたら、単に愚痴を聞いてくれればよかったと思っていたのかもしれない。しかし、その場面では単なる愚痴だとはとても思えないシチュエーションだった。

同じように「自分の言葉をまじめに受け取らないで欲しい」と考えている女性には、幸か不幸か出会ったことがないため、この女性が特殊な例だったと言えなくもない。しかし、男性が自分の話を聞いてくれる人に対して、「あなたは、私の言葉を真に受けすぎる」と口にするとは考えにくいのだ。

もし女性にのみ「自分の言葉をまじめに受け取るな」と言える何かが存在しているとするなら、「オンナとは気まぐれで、嘘つきで、男によって変わる」とは言えないが、少なくともある種の女性にとっては、言葉の価値はあまり高くないとは言えそうだ。

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