« ★自分の欲望を認め、正面から見据えたい | トップページ | ★「セックスボランティア」で検索してきた方々へ »

★これはセクハラですか?

セクハラを受けた女性と、セクハラしたと訴えられた男性との間では、事実関係についての認識が大きく異なることが多いらしい。再び「壊れる男たち」(金子雅臣著、岩波新書)から。セクハラをしたと訴えられた男性が、セクハラを受けた女性との間にあったことを、以下のように説明した。これはセクハラだろうか。

彼女は、夫を交通事故で亡くし、子供を抱えて仕事をしに来ていた。当初はパートタイマーとして働いていたが、真面目に働くし、明るい美人だった。仕事で話していても、はきはきしていて好感が持てた。彼女の子供が病気になり、しばらく仕事に来られなくなったりすることがあって、経済的なことで相談をされて親しくなった。それ以来、何かと相談に乗ることになったが、経済的な不安を抱えていたので、正社員になることを勧めて力を貸した。そして、念願の正社員になったお祝いということで飲みに行ったときに、ホテルに誘った。いろいろ相談にも乗り、親しく付き合っていたし、感謝もされていたため、自然の成り行きでそうなった。(p.141)

事態が男性の説明通りであるなら、なかなか難しいところだと思う。セクハラではないこともあろう。男性にとってこんなに都合のいい話はなかなかないはずだが、セクハラをする多くの男性にとっては、このようなストーリーを勝手に描いてしまうことが多いらしい。

しかし、多くの場合、実態は上のような男性の説明とはまったく異なる。男性が、パートタイムと正社員の上司という関係を利用して、イヤと言えない雰囲気に持って行き、ホテルへの誘いを断れないようにした…というのが、多くの場合、実態であるようだ。

さて、上に引用した部分を読んだ方は、これはセクハラだと思われるだろうか。そして、その理由は何だろうか。

引用元によれば、回答者が男性であるか女性であるかは、「セクハラかどうか」の判断にはあまり関係ないらしい。むしろ、その理由付けに男性と女性の違いが現れているとのこと。多くの女性は、男性との社会的関係が、行動に大きな影響を与えることを指摘している。つまり、「上司だから、断りにくかったのかもしれない」などと、男性との社会的関係を判断の基準にしている。一方、男性は、女性との社会的関係を判断の根拠にしていない。仕事とプライベートを区別する意識が薄いようだ。

引用元には、理由に関する考察がまだまだある。興味のある方は、新書なので、気軽にお読みください。

|

« ★自分の欲望を認め、正面から見据えたい | トップページ | ★「セックスボランティア」で検索してきた方々へ »

恋愛」カテゴリの記事

女性のために」カテゴリの記事

男性のために」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ★これはセクハラですか?:

« ★自分の欲望を認め、正面から見据えたい | トップページ | ★「セックスボランティア」で検索してきた方々へ »