« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

★あなたは閉経を喜べますか

再び、三砂ちづるの「オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す」より。インディオのある部族では、閉経した女性は、そのことを喜ぶらしい。

彼女(引用者注:ブラジル人の女性人類学者)の入ったインディオの村では、女性は閉経するととても喜ぶというのです。これでもう妊娠しないから、子供のことは気にせずにセックスだけを楽しめる、と言っていたと言います。(47ページ)

現代日本において、同じように考える女性はどのくらいいるのだろうか。月経の手当をしなくてすむので、その点では気楽になることは間違いないだろうが、「もう女ではなくなった」という考えも少なくないのではないかと思える。しかし、女性の持つ女性性はもっと豊かなもので、閉経によって大きな影響を受けるにしても、決して「女でなくなる」わけではないように思う。

三砂は、更年期に入った女性が女性ホルモンの補充療法を受けることを挙げて、「更年期になっても性生活が活発になっていると、(中略)女性ホルモンは減りにくいのではないでしょうか」と言う。科学的な根拠には乏しいので、残念ながら、これをそのまま肯定するわけにはいかないが、しかし、更年期に入った女性の性生活が充実していれば、それは女性の体にとってとてもいいことであろうと思う。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

★多様化する避妊方法

前回の記事に続いて、避妊についての話題を紹介。性感染症とのからみで、日本では避妊方法としてコンドームがメジャーで、他の避妊方法は今ひとつ使用率が低いのではないかと思われるが、実際にはさまざまな避妊方法が登場している。ソースはこちら

新しい避妊法として挙げられているのは、自分で着脱できる膣リング、副作用の少ないピルとして利用できる皮膚塗布薬、安価に避妊効果が継続する子宮内避妊法、そして従来の2/3の量で済む超低用量ピル。

ドーナツ状の形をした腟リングが話題となっています。リング型の管に入ったピルの成分でもある女性ホルモン剤が腟内で持続的に放出されることによって避妊効果を保つ方法です。(中略)ピルと同様の成分からなる皮膚(ひふ)貼付薬(パッチ)も注目を集めています。腕、腹部、臀(でん)部に貼付することによって、ホルモンを徐々に放出し避妊を可能にします。(中略)子宮内避妊具(Intra Uterine Device:IUD)は、現在世界のおよそ1億5千万人に使用されていますが、長期間使用する避妊法としては、費用便益の観点から高い評価を得ています。

女性の健康を守るという観点からは、これらの方法が開発されたことは喜ぶべきことなのだろう。ただ、ふと思ったのだが、このように避妊する方法がいろいろと開発されている一方で、妊娠する方法もいろいろと開発されている。人間というのは、忙しいものだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »