★オススメ!恋愛小説
もう2年前の小説だが、ふと手に取る機会があって読んでみた。「恋愛寫眞―もうひとつの物語」から。
「ほんとに毎日が楽しくて、彼女との暮らしが楽しくて、終わりがあるなんて思いもしないで、彼女を失うなんて、そんなこと--」 ぼくが言葉に詰まると、老婦人は優しく手の甲に触れ、ぼくよりもさらに小さな声で囁いた。「みんなそうよ、みんなそう」そうやってみんな生きていくのよ。別れはいつだって思いよりも先に来る。それでもみんな微笑みながら言うの。さよなら、またいつか会いましょう。さよなら、またどこかで、って。(264ページ)
今まで、別れは自分の心から出てきたことが多かった。相手は、付き合っていた女性に限らないが、先に思いがあった。「ここから立ち去ろう」「この人と別れよう」と決めて、そして離れた。それでも、辛い。それが突然、思いよりも先に別れが訪れたら…。考えるだけで、悲しくなってしまう。
どうすればいい? きっと解決することはできないのだろう。辛い思いをするから、思うことを止めるのが一番バカバカしい(やりがちだけどね)。別れが来ることを見越して、嫌になるくらい思っておく? わからないなあ。
| 固定リンク




コメント