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★セックスレスのどこが問題か

夫婦や恋人の間でのセックスレスのどこが問題か(あるいは問題でないのか)、いろいろな見方があるだろう。しかし、女性が男性を拒絶するタイプのセックスレスでは、セックスをともに味わうことによって男性が得られるはずの“女性に受容される快感”を与ないことにより、女性は、知らず知らずのうちに男性を深く傷つけていることがある。岩月謙司「結婚力」から。

男性は、女性から拒否されることが最大の弱点ですから、それを利用するのです。女性からの肯定で最大のものは、食事とセックスです。どちらも肯定のサインの最右翼です。ですから、この2つを拒否したら、暴力をふるう以上に男性に傷を負わせることができます。(147ページ)

セックスを拒否する。食事を作らない。それなりの理由があって、女性はそうするのだろう。男性に原因があることも決して少なくない。とはいえ、それでも、男性にとって、セックスと食事を与えないことが大きなダメージを与え、かなりの確率で“かいしんのいちげき”となってしまうことが多いのだ。

どうすれば解決できるか。素人なりに考えてみると・・・
まずは、男性と女性の双方が“セックスや食事を与えないことは問題である”という理解を共有することが重要だろう。セックスレスに悩む男女の多くが、ここで躓いているのではないだろうか。そして、次にセックスや食事を与えたくない、本当の理由は何であるかを突き止める。男性に問題がある場合や、男性が協力しないと解決しない場合が多いと思われるので、男性もかなり腰を据えて取り組む必要がある。「機嫌の良さそうな時を選んで、触ってみる」などという“対症療法”では、“根治”するのは難しいのではないか。

なお、女性が男性を拒絶するタイプ以外のセックスレスでは、問題の在処が異なるので、きっと解決法も異なるだろうと思う。

逮捕された後の岩月謙司の消息は、ニュースにならなくなってしまったので、よくわからない。彼の“育て直し”については、テレビのドキュメンタリーで放送されたものをちらっと見る機会があったが、正直なところ、あまりいい気持ちはしなかった。あれは第三者に誤解されても仕方ないし、だいたい、治療を望んだ女性があとで告訴するのもあり得る話だと感じた。フロイトは、女性のクライアントが男性の治療者に対して特別な感情を抱きやすいことに気づき、後から問題が起こらないように、女性のクライアントに対しては適切な距離を置くように心がけていたという話を聞いたことがある。岩月は、その話を知らなかったのだろうか。フロイトでさえ、危険には近づかないようにしたのである。歴史は、勉強しておいた方がいい。

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コメント

>女性からの肯定で最大のものは、食事とセックスです。

ほほう、なあるほど。
なんかこの一言に、すごく納得しました。
男性って、そういうこと考えていたのか・・・・

投稿: mia | 2005年3月23日 (水) 午後 09時00分

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