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★「オスの負け犬」は「仕事ができないオトコ」かも

おなじみの「負け犬」議論だが、ふと思いついたことを書き留めておきたい。「負け犬」が「未婚、子供なし、三十代以上」の女性を指すことは、もう説明するまでもないだろう。一方、同じ条件を満たす男性を「オスの負け犬」とするのが一般的だが、ちょっと違う視点を提案してみたい。

まずは、「オスの負け犬」の定義を「負け犬の遠吠え」であたってみると、

・あまり生身の女性に興味のない人
・女性に興味はあるけれど、責任を負うのはイヤな人
・女性に興味はあるけれど、負け犬には興味のない人
・女性に興味はあるけれど、まったくモテない人
・女性に興味はあるけれど、単にダメな人

ということである(158ページ)。この後、それぞれの項目を酒井は詳しく説明している。細かいところで、誤りではないかと思われるところもあるが、すでに多くの議論がいろんなところでなされているので、今はさておく。

「負け犬」議論がここまで沸騰してきたのは、「未婚、子供なし、三十代以上」というのが女性にとって大きな影響を与える(と、多くの人が考えている)からだろう。ふと思ったのだが、これらの3つの条件は、男性にとってもそれなりに大きなことではあるが、男性を「負け犬」と「勝ち犬」の2つに分けるのに、もっとはっきりした(そして、残酷な)基準があるのではないか。

それは、仕事ができること、ではないか。仕事ができて(あるいは、有能な振りができるのでもいい)組織で重要なポジションを占めることができるのと、リストラの最有力候補に常に挙がっているのとでは、オトコの生き方としては、ずいぶん違う。女性には心の充足が第一に必要であるのに比べて、男性には「仕事ができる」という社会的な評価がもっとも必要なのではないか

ここで「仕事ができる」というのは、何も「会社で出世している」ことだけを指すのではなく、「趣味の領域で業績をあげている」というのでもいい。ただし、あまり狭い範囲の仲間にしか認めてもらえないものは、「仕事ができる」という状態からはかけ離れてしまう。

とはいえ、酒井の基準より自分の基準の方が優れていると主張したいわけではない。少し視点を変えると、他のことも分かってくるのではないかと思っただけだ。「オスの負け犬=仕事ができないオトコ」という視点が、ツールとして有効かどうかという観点からのご意見を乞う。

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コメント

酒井氏の基準は、もっと背景があるのだと思います。

実は、「オスの負け犬=仕事ができないオトコ」というのは、世間一般の常識ではないでしょうか。それに対して、仕事をしている女性において、「負け犬=仕事ができないオンナ」とならないことこそ、世の非条理です。それだから、「未婚、子供なし、三十代以上」という奇妙な(メスの)「負け犬」の定義が提唱されたのでしょう。

それでこそ、酒井氏の「オスの負け犬」の定義がでてくる。いくら仕事が出来ても、「オンナ」としての点数を問われる女性にならって、仕事を抜き取ったあとの男性の、男性としての実力?を評価してみよう、という「洒落」としてうけとめてはどうでしょうか。

ということで、「オスの負け犬=仕事ができないオトコ」は直球勝負の正論だと、私は考えます。

投稿: mia | 2004年11月 8日 (月) 午後 08時36分

基本的に仕事が出来ない男(人)は
・あまり生身の女性→他の人に興味のない人
・責任を負うのはイヤな人
・負け犬→年齢や性別によって人間に興味のない人
・まったくモテない人
・単にダメな人
ではないでしょうか?
だから、仕事が出来ない人の例が酒井さんのいう
オスの負け犬かなぁと思います。
少なくとも役職を持つ私の周りの男性は上記に当てはまらず、
ほぼ既婚者ですね。

投稿: うな | 2004年11月 9日 (火) 午前 01時24分

「負け犬の遠吠え」はドラマ化されるようですが、
ヒロインは久本雅美さんだとか。
私も負け犬の一人ですが、
負け犬の代表として、どう演じてくれるのか楽しみです。

では、男性の負け犬代表選手というと、私の思い浮かぶのは、「寅さん」なんですね。
風来坊で定職も家庭もなく、家族に会えば窮屈で、いつも失恋ばかり。
寅さんもやっぱり「仕事ができる」男性ではなさそう。
まして組織の中で出世するタイプでもありません。
やっぱり男性の場合、仕事ができないと、家庭も持ちにくく、「負け犬」になってしまう可能性が高いのでしょう。

男女ともに「負け犬」というのは、特に悪いことはしていないのに世間的に評価されず窮屈、というイメージ。

女性の場合、「仕事ができるかどうか」は関係なく、負け犬になります。
どんなに仕事ができても、子どもが生めない言い訳にはならない。
それは、例えば緒方貞子さんのような、仕事もできて夫も子どももいて立派に家庭を維持しているという、
スーパーウーマンがいるからであると、確か酒井順子さんは「負け犬の遠吠え」の中で述べていたと思います。
だから、なぜかやっぱり女性の場合、どんなに仕事ができても「負け犬」という認識ができてしまう。

男性の場合、仕事ができる人は大抵お金もあって、女性に不自由しないので、負け犬にはならない。
(仕事ができる人=出世ではありませんが。組織で地位を得るには、また別の能力が必要なので)
たとえ子どもがいなくても、結婚してなくても、負け犬らしくないからかもしれません。
男性の場合、子どもを持つ可能性はかなり高齢までありますから。
女性の場合、30歳を過ぎるとかなりリミットに近づいてくるわけです。

「仕事ができるかできないか」「出産可能年齢」が男女の負け犬への視点を分ける分水嶺になっている、のではないでしょうか。

でも、日本人はみんな寅さんが大好きなんですよね。
心のどこかで、寅さん的な生き方にも憧れる。
心の底では組織や家庭に縛られない自由を捨てきれないでいる「負け犬」は寅さん予備軍といえます。私も含めて。
「負け犬」「勝ち犬」どちらが幸せなのかは、
死ぬまでわかりませんよね。

孤独とともに、何にも縛られない自由を手に入れて生きるのか、
組織や家庭で縛られつつも、その中で幸せを見出すのか。
「負け犬」「勝ち犬」なんて人がどう見るかの基準でしかなく、子どもという形に残るもののかわりに、人生に何を残すか、無償の愛情を何に注ぐのかを真剣に考えなければならないんだと、「負け犬」論争は教えてくれるのです…
長々と駄文を書いてごめんなさい。

投稿: ヤドカリ | 2004年11月11日 (木) 午前 12時19分

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