« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »

★変化と複雑化を恐れるな

「結婚したい」という願望を実現させたいなら、変化することと複雑化することを恐れてはならない。「結婚したい」という願望を満たすと同時に、変化や複雑化を避けることはまず無理だと思われる。河合隼雄「こころと人生」から。中学生の息子が不登校になり、困っていた中年夫婦の話。

 お父さんは、いつもお酒を飲んで遅く帰ってこられるんですね。あるときやっぱり遅く帰ってきたら、いつもは開いているのに鍵がもう閉まっていました。腹が立つ者ですから、玄関の戸をどんどん叩いて「こら、開けろ」とかやっていたら、学校へ行っていない息子が起きてきてぱっと開けた。そして、お父さんが入ってきたときに、息子も腹が立っているから「お父さんはいいな。好きな酒を飲んで、遅く帰ってきて」と嫌味を言ったんです。

 すると、お父さんがカァーッと怒りだして「何を言ってるか。オレが酒を飲んだからって、好きな酒だとどうして分かるんだ。オレが今日どうしてお酒を飲んできたか、分かるのか」と言うわけですね。(211ページ)

講演のテープを起こしたものみたいで読みやすいのだが、かなり冗長なので、引用はここまでにしておく。この後、あまりの剣幕に、寝ていた奥さんまで起きてきて話を聞くことになる。ご主人の言うことには・・・

今日の酒は大変苦い酒であった。本来は自分がもらうべき賞(ご主人は研究職らしい)を、いろんな事情で同僚がもらうことになってしまった。腹の中では「コンチクショウ!」と思っているが、実際にはそんなことも言えず、その同僚にもにこやかにしていなければならない。オレが酒を飲んで遅くなったからといって、好きな酒を飲みたかったからだと、なぜオマエたちに分かるんだ。

・・・ということらしい。奥さんの方はそれを聞いて、「あなたがそういうことを言ってくれたから、私もすごくよく分かる」(212ページ)と言った。ご主人の方は、それに対して、いつも仕事の話をしようとしても、聞いてはくれないじゃないかと文句を言う。さらに、奥さんは一番大切な話を遮るのはご主人の方だと譲らない。そこで、まあお互い様みたいだから、これからはもっと話をしようという結論に至る。

息子の方は、河合によれば、このやりとりをずっと続けている間に、いつの間にか学校に行き始めたということである。河合が書きたかったことは、「こころと人生」をお読みいただくとして、私がここから考えたことは、もともと他人であった人と結婚して家族を構成し、さらに子供まで作って、まったくのイチから人間を育てるとなると、変化と複雑化を避けていては、マトモなことは何もできないのではないか、ということだ。

「業績を上げた人に賞をあげない会社が悪い。すぐに辞めるべきだ」とか、「嫉妬のような感情を抱く方が悪い。性格を直すべきだ」とか、そんな“正しいけれど、遵守するのが極端に難しいルール”を他人に向かって堂々と言い放つ人もいるが、そういう“正義の人”は今はさておく。脱線するが、こういう“正義の人”ほど情報操作にだまされやすく、残虐非道なことをしてしまいやすい。私みたいな歴史オンチが言うまでもなく、歴史が証明している。

若いときはいい。「○○くんが好き!」とか「××ちゃんと一緒にいると、心が安らぐ」とか、そんな感情で結婚まで突き進んでしまえる。自分が結婚によって失うものをはっきり意識することなく、猪突猛進できるからだ。しかし、30代になり、運や努力で築き上げてきたものがはっきりと見えてくると、もう「これは失いたくない」というものがどんどん増えてくる。具体的に言うなら、住居や生活パターンなど環境が変化することで、今まで通りに仕事や交際や趣味ができなくなることはある。パートナーがからむ人間関係は「嫌いな人とは付き合わない」という原則を、最初から完全に守り通せるほど甘くない。

まれに、そうしようとする人がいるようだが、そういう人を世間ではオトナとは呼ばない。もちろん、いろいろあった末に切り捨てるという判断はアリだが。

何しろ複雑になるのだ。結婚前の自分のままでいる、なんてことは、パートナーの理解や協力などが必須で、よほどの好条件が重ならないと無理だ。

子供が不登校になり、それがきっかけで夫婦の対話が始まる。本当の感情を隠すことなく、ぶつかっていかざるを得ない家庭という場。いろいろあって当然で、変化や複雑化によって、悲しいことやイヤなこともあるだろう。しかし、それらを解決していく過程で、より深い理解に至る。それがきっと夫婦であり、家族なのだろう。

しかし、心配しなくていい。一人暮らしでは得られないもの、想像さえできないものが、パートナーとの生活にはある。変化や複雑化を受け入れていく覚悟さえあれば、持っているモノを少し手放す覚悟さえあれば、やっていける。独身の私が言うのも変だけどね。(笑)

| | コメント (1) | トラックバック (2)

★地域によって異なる独身女性の気持ち(こうさぎ)

きょうともがyuu236と交したかったの♪
きょうはyuu236がAmazonしたの?
きょう、モテされたみたい…


*このエントリは、こうさぎの「とも」が書きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

★女性が不倫に走る理由

再び島田裕巳「女はすべからく結婚すべし」から。不倫に走る女性には、結婚生活にない華やかさが得られるからだと言う。

女性たちの間で、不倫が流行しています。女性たちが、普通の結婚ではなく、不倫に走ってしまうのも、不倫の関係を続ける中では、結婚生活では味わえないバブル的な豊かさや華やかさを得ることができるからです。(131ページ)

そうか? もちろん、そういうタイプの不倫や婚外恋愛があるのは承知しているが、言い切ることができるほど、「バブル的な豊かさや華やかさ」を求める人ばかりではないぞ。婚外恋愛をしている女性のブログをいくつも読んでいると、そこから浮かび上がってくるのは、結婚生活で得られない精神的なつながりを得ることができたという満足だ。言うまでもなく、満足だけでなくて、「会いたいときに会えない」「いつかは別れることになる」という不安や苦しみもセットになるわけだが、それでもなお、精神的な何かを確実に得られていることを明らかにしている人も少なくない。

島田は、女子大で教えていたので、既婚男性(年上)+未婚女性(年下)の組み合わせで、女性の人生が狂わせられるのを目の当たりにしていたため、こういう書き方になったのではないかと推測するが・・・。


| | コメント (3) | トラックバック (1)

★結婚したい女性のためのNGワード

再び島田裕巳「女はすべからく結婚すべし」から。結婚を少しでも考えている女性には、絶対に陥ってはならないワナがある。

彼女たち(引用者注:30代以上、未婚、子供なしの女性。いわゆる「負け犬」)は、結婚について聞かれると、自分には結婚するつもりがないわけではなくて、「いい人がいたら結婚したい」と異口同音に答えているのです。(64ページ)

そういや、そんな女性と付き合ったことがあるなあ(笑)。とにかく捕まえどころがないので、男性からしても責めづらいタイプだ。さらに、島田は続ける。

「いい人がいたら」という女性たちは、なかなか相手が見つからないから、条件を下げているというわけではありません。初めから、はっきりとした結婚相手の条件など考えてはこなかったのです。(中略)おそらく、そうした女性たちは、結婚相手以外についても、あいまいな考えしかしてこなかったことでしょう。結婚相手に何を求めるかは、自分の将来像と深く関連しています。(中略)「いい人がいたら」という言葉の裏には、自分の生活を壊してしまうことなく、今ある生活のスタイルにうまくはまってくれる男性はいないものだろうかという思いが隠されているようにも思えます。(67ページ)

ビンゴ!(笑) 特に、最後の部分は、以前付き合っていたキャリアウーマンの考え方にぴったりだ。「自分の生活は絶対に壊したくない。でも、結婚もしてみたい。うまくここにはまりこんでくれるオトコはいないかな~」。アホか、バカかと小一時間問いつめたい気がするが、まあ、そんなことをしても何にもならない。(苦笑)

少し冷静になって・・・と。
まあ、気持ちはわかる。自分はキャリアを積んでいける仕事に就いている。あるいは、フリーだけど、それなりに人脈もできてきたし、実績も上がっている。仕事もおもしろい。貯金もあるし、暇な時期には海外旅行にも行ける。それはそれでいい。

ただし、そこに「でも、結婚もしてみたい」などという願望を持ち込んではいけない。結婚とは、一緒に暮らすペットが増えるのとは違う。家を買うより難しいものだ。「何も失いたくない」と思うなら、結婚などすべきではない。「負け犬」として、人生を楽しむのがいいと思う。

最後に追い打ち。

「いい人がいたら結婚したい」という発言ほど無意味なものはありません。それは、結婚を遠ざけるだけに終わってしまいます。いったい、どういう人が「いい人」なのか、改めて考え直してみなければ、結婚に至ることはないのです。(70ページ)

こういうメッセージを、結婚相談所はちゃんと女性に向かって発信しているのかなあ。・・・してるわけないか。(諦)

| | コメント (5) | トラックバック (1)

★ノリの良さで切り抜けろ!(こうさぎ)

きのうは女性にモテするつもりだった。
ともがここで方法みたいなチェックするはずだったの。


*このエントリは、こうさぎの「とも」が書きました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

★結婚するなら最初の見合いで

なかなかおもしろい本を見つけた。Amazonでは評価が割れているみたいだが、とりあえず紹介しよう。今回は、お見合いをする人には気になる情報を。島田裕巳「女はすべからく結婚すべし」から。

 見合いに関しては、一つ鉄則があります。その鉄則とは、最初の見合いの相手が一番いいということです。もちろん、この鉄則が100%正しいというわけではありません。例外もあることでしょう。でも、ほとんどの場合、最初に紹介してもらった相手よりも、相性がいい人間が次に紹介されることはありません。(中略)ある人間にとって、結婚にふさわしい相手というものは、意外なほど限られています。選択肢は無限にあるように見えますが、さまざまな点で釣り合いを考えると、結婚するにふさわしい組み合わせというものは、相当少ないのです。(184ページ)

もしお見合いをすることがあれば(私はどうやらなさそうだが)、是非心に留めておきたいものだ。コンピュータなどで相手を決めているはずの結婚相談所は、そういうことはないように思えるが、別の理由から最初に会う相手は重要なポイントになるようだが。


| | コメント (1) | トラックバック (2)

★10代前半のHIVウイルス感染者が増加している?

道徳云々の問題ではなくなっているようだ。20代前半のエイズ発症者が急増しているらしい。ソースはこちら

新規にエイズを発症した20代前半の患者数が急増しており、中高生ら若年層の間にエイズウイルス(HIV)が広がっている恐れがあることが21日、厚生労働省のエイズ動向委員会(委員長・吉倉広・前国立感染症研究所長)のまとめで分かった。エイズは感染から発症まで約10年の潜伏期間があるとされ、20代前半での発症者は10代前半に感染した可能性が高いとみられる。

もしこれが事実であれば、何らかの手を打たないと、さらに若者を中心にHIV感染者が増える可能性がある。高校入学時と卒業時に検査を義務づけるなど、強制的な措置が必要かもしれない。

ただし、この手の話は、道徳至上主義者(?)によって“創作”されることがあることに注意したい。この下の記事にあるように、東京都が条例で中学生以下のセックスを禁止しようとしているのを考えると、タイミングがよすぎる・・・かも。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

★中学生以下のセックス禁止条例、議論は白熱

「おいおい、まだやってるのかよ」と言いたいところだが、中学生以下のセックスを条例で禁止するかどうかについて、東京都の設置した委員会では議論が白熱したらしい。MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事から。

 六本木で産婦人科診療所を開業する傍ら、10代の少女の相談を受けている赤枝恒雄医師は「10代のHIV(エイズウイルス)感染者が今年は昨年を上回った。年齢の歯止めがあれば子どもにも、子どもを対象にする大人にも効果がある」と条例制定に賛意を表した。

この赤枝医師の主張、言いたいことはよくわかるが、10代のHIV感染者を減らしたいなら、高校生もセックス禁止にした方がいいんじゃないか?10代のHIV感染者が中学生ばかりだというなら話は別だけど・・。実際に可能かどうかは知らないけどね。

竹花豊副知事は「交通に例えるなら、ルールやリスクを知らない歩行者が道路に飛び出している現状。中学生かどうかは別にして、その年齢までは性行為は駄目だという対応をとるべきじゃないか」と語った。

だから、現状で「ルールやリスク」が何かをきちんと教えているのか、ということね。「セックス禁止!」と言う前に、もう少し性教育を充実させたらどうかなと思うが、理屈で考えるより、お節介の方が数段好きな日本人だから難しいとは思うけど。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

★夫や彼氏と一緒にいていいかを判断するには

夫や彼氏が単なる変わり者なのか、それとも問題のある人間なのか。判断に迷ったときにチェックする方法がある。再びパトリシア・エバンス「夫の言葉にグサリときたら読む本」から(142ページ)。

  • 彼はあなたの人生を豊かにしてくれていますか?
  • 彼はあなたに喜び、楽しみをもたらしますか?
  • あなたは彼と本当のつながりを感じていますか?
  • あなたは彼と同じ夢を共有していますか?
  • 彼は善意をあらわしてくれますか?

既婚者の女性のみなさんは、いかがだろうか。どれか1つがダメだとしても、それだけで「離婚した方がいい」などとはならないが、どうするのか迷っている人には1つの指標になると思う。

そして、夫や彼氏を最終的に判断するときの基準は、これだ(163ページ)。

  • 彼は生きることに喜びを感じていますか?
  • あなたは彼の価値観を理解し、彼と心が通い合っていると感じますか?
  • 彼と、一緒に笑うことができますか?
  • あなたの彼との関係には「親友」的な要素がありますか?
  • 彼といるとリラックスできますか?
  • 自己批判なしに、ありのままの自分でいられますか?
  • 彼はあなたに彼の興味を分かち合い、あなたの考えにも興味を示してくれますか?
  • 彼は自分のことをオープンに、正直に話しますか?
  • 彼から温かさ、理解を感じられますか?
  • 彼は時に人を小馬鹿にしたような、あるいは脅すような冗談を言いませんか?
  • 彼は他人を信じていないように見えますか?
  • 彼はあなたの考え、アイディア、感情、経験を中傷しますか?
  • 彼と一緒にいる時間は期待するほど楽しいものではないですか?
  • 二人の世界観は、歩み寄ることもできないほどかけ離れていますか?
  • 彼は事実ではない思いこみに基づいてあなたのことを決めつけていますか?

それぞれが重要なポイントだと思う。一人で生きることに喜びを感じていなければ、ともに生きることに喜びを感じることは難しい。一緒にいてリラックスできないなら、一人でいる方がマシだ。一緒にいるときに、「自分が悪いのではないか」という自己批判を感じなければならないのなら、一緒にいるのは苦痛になる。

夫や彼氏と一緒にいて、どうも「楽しくない」「辛い」と思う女性がいたら、是非試してみて欲しい。そして、マイナスの結果が出たとしたら、是非その結果をきちんと自覚して欲しい。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

★「泥棒猫」って女性の蔑称?(疑問)

ドラマで、妻が夫の不倫相手に向かって「この泥棒猫!」と罵っている場面をたまに見ますが、これって本当にリアルな罵り方なんでしょうか? 泥棒猫をオンラインの辞書でひいてみると、「他人の家へ忍び込んで食物を盗む猫」(goo辞書)だそうですが、ここ30年くらい(笑)そんな猫を見たことがないので、ぴんと来ません。

それから、「泥棒猫」がなぜ女性にのみ適用されるのか、それもよくわかりません。ご存じの方っていらっしゃいますか?

| | コメント (3) | トラックバック (0)

★言葉で暴力をふるう人はどんな人?

言葉による暴力をふるう人と、言葉で暴力をふるわれる人は別々の世界に住んでいることになるらしい。暴力をふるう人は「支配とコントロールによってパワーを感じる」世界に、暴力をふるわれる人は「相互性・共創造性・和によってパワーを感じる」世界に住んでいる。パトリシア・エバンス「夫の言葉にグサリときたら読む本」から。

ディーン(引用者注:夫)が仕事で出かけ、子どもと家にいたとき、私(引用者注:妻)はずっとお預けになっていたバスルームのペンキ塗りをしました。(中略)きっと喜んでくれると思っていたのです。ディーンが帰ってきたとき、すぐにそのことを言うつもりでしたが、夕食が済むまで待ちました。そして、「ほら、見て! 私、ペンキ塗り替えたのよ。素敵でしょう?」と見せると、ディーンは突然怒り出しました。「キミが全部仕事をしたってわけかい? 僕だって働いてるんだぜ!」と声を荒げました。(44ページ)

日本には、ディーンのようなタイプはそれほど多くはないかもしれない。でも、もしアナタのパートナーがディーンのような口の利き方をしているとしたら、彼との関係を考え直した方がいいだろう。ディーンのように、支配とコントロールによってパワーを感じる世界に住んでいるタイプは、「パートナーが達成するものは、加害者にとってはすべて脅威」だと考えてしまう。決して、一緒にいて愉快なタイプではない。

また、「相互性・共創造性・和によってパワーを感じる」世界に住んでいる人間は、次のような関係を築くらしい。(32ページ)

  • 自分の考えを示し、相手の考えに耳を傾ける。
  • 自分の熱意を語り、相手の話もわくわくして聞くこと。
  • 本当の自分をさらけ出し、相手の人間性も尊重すること。
  • 自分を認め、相手にも敬意を表すること。
  • 自分の創造を楽しみ、相手の創造性を大切にすること。
  • 自分の成長を楽しみ、相手の成長も促すこと。
  • 自分の孤独を楽しみ、相手の孤独も大切にすること。
  • 自分のペースで行動し、相手のペースも受け入れること。
  • 自分を喜ばせ、相手にも喜びを与えること。
  • 自分を保護し、相手を慰めること。
  • 自分を見つめ、相手を見つめること。
  • そして自分を愛し、相手を愛すること。

難しいなあ、と思う。まったく無理ということはなく、十分できていることもある。しかし、根本的なところで、私にはある重要な部分が欠けているため、全部の条件を満たすことは無理かもしれない。

ただ、努力目標としてなら、悪くない。こういう目標に向かって努力し続ける二人なら、きっとうまくやっていけると思う。


| | コメント (1) | トラックバック (0)

★二極化する若者の性行動

20歳未満の男性の初交年齢は、その上の年代と比べて、特に上がっていないとのことだ。乱交に走る若者がいる一方で、女性との関係を上手に持てない男性も増えているらしい。MSN-Mainichi INTERACTIVEから。

後者(引用者注:女性との関係が上手に持てない男性たち)については、性行動という意味での不安材料は差し当たってないわけですから、どうしても学ぶチャンスが疎かにならざるを得ません。もっと困るのは、いつまで経っても、異性との関わりが持てないまま時が過ぎ、やがて「結婚できない男たち」になるのではないかということです。

今日は、ちょっと大上段に振りかぶってみる。

日本の社会全体が衰退していく方向に確実に進んでいるなあと感じるのは、親が子供を虐待して殺してしまったニュースを聞いたとき、若者が集団で自殺したニュースを聞いたとき、そして異性を求めず、趣味に没入する若者たち(特に男性)のニュースを聞いたときだ。

借金苦などの原因で親が自殺・失踪したり、親子心中を図ったりするのはまだわかる。親子心中は、親が子供を自分の所有物だと見ているところからくる、大きな間違いだと思っているけれど、日本では昔からよくあったので、ここではさておく。しかし、子供を殺して、親がこれからのうのうと生きていこうとする、その心根に私は問題があると感じる。マクロ的に見るなら、これから社会の根底を支えていく子供が、ただでさえ少ないのに、よけいに“減らされて”しまっている。これでは、日本は衰退していくだろう。

それから、若者の集団自殺。死ぬのは、ほとんどが20代から30代前半くらいまでの若者だ。40代、50代で、友人でもないのに一緒に自殺したという事件はほとんど聞かない。本来は、何らかの形で生産・消費に関わっていくはずの青年たちが、自ら人生の舞台から退場していく。これも、日本を衰退させる原因となるはずだ。

さらに、オタク文化が盛り上がり、子孫を残すことからますます遠ざかる男女が増える。どちらが原因なのかはわからないが、しかし、広く受け入れられ、長く残る文化とは異なる“文化”(サブカルチャーと言っていいのか?)が発達するのは、日本の“中心の部分”が“痩せて”きている証拠だと思う。

ということで、オクテな若い男性は、風俗に行ってでも異性との関わりを体験すべし!・・・と言ってみるテスト。(笑)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

★地域によって異なる独身女性の気持ち

大手結婚相談所「オーエムエムジー」が調査したところに寄ると、独身女性の結婚に対する考え方は地域によってかなり異なるらしい。ニュースソースはYahoo!ニュースから。

早い時期の結婚を最も強く望んでいるのが大阪。「なるべく早くしたい」は32・0%で、東京の22・3%を大きく上回った。「結婚は家と家との問題」との考えも83・5%と最多で、保守的な家庭観がうかがえる。  東京は「妻の収入が多ければ夫が家事専任でも構わない」が72・8%で、大阪の59・2%と比べ自負心の強さが目立つ。  結婚したくない理由は「理想の相手がいない」が65・0%と大阪の33・3%の倍近くあり、男性を見る目が一番厳しい。

東京が進歩的(この言葉も古いけど)なのはいいとして、大阪が保守的なのはちょっと意外かも。

また、東京の「理想の相手がいない」というのは、やはり人が多い分、いろんな男性を見ることで目が肥えてしまうからだろうね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

★モテる女とモテない女の差

軽いのを続ける。美人でもないし、ナイスバディでもないのにモテる女性と、美人なのにモテない女性の違いはどこにあるのか。再び櫻井秀勲「今夜から始める大人の女の愛させる技術」から。

男の立場からあえて言うなら、モテる女性とモテない女性とでは、明らかに違うものがあるのです。(中略)女性から見たときに、「いい男」と「そうでない男」の違いがはっきりわかるのと同じだと思いますが、「何となく好きな女性」と「何となく嫌いな女性」にバリア(防壁)が張られていて、男にはそれが見えるのです。(28ページ)

櫻井は、この後、合コンで座る席によってもモテる女性とモテない女性が決まると書いているが、まあ、これはさておき。好かれるバリアを張るようにとのアドバイスは、聞く価値があるだろう。「どんな場合にも、自分をより良く見せるにはどうすればいいか、を考えることが大切」だとか。

こんなことばかりを考えているのはいかがなものかと思うが、しかし、自分がどう見られるのかを意識するのは、悪いことではないだろう。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

★ノリの良さで切り抜けろ!

とにかく誠実。真面目一筋。そういう男性は、なかなか女性に受け入れられない。「チャラチャラした男になびく女なんて、こちらから願い下げだよ」「いつかきっとオレの良さをわかってくれる女と出会うさ」という男性は、最近少ないとは思うが、確実にいる(昔の私のように)。

そういう考え方で、女性に縁がない期間がずっと続いたとき、全然気にならないならいいが、心の奥底で「やっぱり誰かいないかなあ」「独りだと寂しいなあ」と感じている男性にとって重要なのがノリの良さだ。再び櫻井秀勲「「口説き方」進行マニュアル」から。

「ノリ」というのは、発想や行動に置けるフレキシビリティを示す言葉なのです。ただ、注意しなければならないのは、この軽やかさ(引用者注:ノリの良さ)は、たんに重いことが悪く、軽いのがいいという問題ではなく、価値観が一つではないということです。(40ページ)

さまざまな価値観を身にまとい、いろいろなアプローチを繰り出す。多少見てくれが悪くても、それができる男性なら、きっと多くの女性を口説くことができるだろう。

いろんな女性に近づいて、話しかけ、よく女性のことを知ったら、ノリがいい男となって誘う。きっと成功するだろう。モテる男になれるはずだ。

ただし、1つだけ気をつけることがある。モテたとして、「それで?」と思ってはいけない。人生の理不尽さを直視してはいけない。そんなことをすると、モテるための努力なんてバカバカしくなってしまうからだ。


| | コメント (3) | トラックバック (0)

★モテる男とモテない男の差

モテる男とモテない男の差は、どこか。“モテないくん”はまず何をすればいいか。櫻井秀勲「「口説き方」進行マニュアル」から。

要するにモテない男というのは、女の本質が理解できていない男たちのことです。なぜ本質が理解できないのでしょうか。それは女に近づかずに、遠くから見るだけで、理屈ばかりこねているからだと、私は思っています。(24ページ)

確かに、そうかも。とりあえず、近づかないとわからないことは多い。“モテないくん”(私を含む)は、女性を遠目から見ているだけで、女性一般のイメージを作り上げてしまう傾向にある。

とりあえず、いろんな女性に近づいて、観察して、話して、関わってみること。失敗するのは当然だと思って、ね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

★幸せは命の長さでは計れない


小田和正の歌声にのって、眉毛が印象的な男が、ダウン症の幼児をしっかりと抱きしめている姿が映し出されるCMをご覧になったことがあるだろうか。加藤秋雪くんは、ダウン症に特有の心臓疾患で、小学校入学を目前に6歳の生を閉じた。加藤浩美「たったひとつのたからもの」から。

「人の幸せは、命の長さではないのです」 これは、ある医学雑誌に載っていた小児心臓病専門医の言葉である。(中略)得体の知れない将来のことをあれこれ悩む前に、今、このときの一分一秒を秋雪が楽しく過ごすことができるように。それだけを願っていたから。一日の生活の中で何回笑った?何が楽しかった?と、夜眠る前に一つでも二つでもほほえみとともに思い出せることがあれば、人生それで十分だ。(169ページ)

どう見ても熊みたいな眉毛の(失礼!)父親が、子供をしっかり抱いている姿。引き留めておかないと、すぐに子供の魂に羽が生えて飛び去ってしまうと思っているのか。いや、違う。自分より先に飛び去ってしまうことが、はっきりとわかっている子供の魂を慈しみながら、ただ一緒にいようとする、父親の姿がそこにある。

こういうコトが世の中にあるのを知ってしまうと、「結婚後の収入はどのくらいになりそうですか」とか、「アナタの将来のビジョンをはっきりしてください」とか、そんな質問に答える気はなくなってしまう。まあ、結婚とは実生活をどう営むのかということと切り離せないから、確かに重要な質問だろうけれどね。ただ、何よりもそこを優先する気持ちは、一生理解できそうにない。

いやいや。男性諸氏は、結婚したいなら、こういうコトが世の中にあることなんか忘れて、収入が今後増えるだろうということを、せいぜい彼女にアピールするのがよろしかろう。女性諸姉は、カッコよくて、夢を語れて、収入が増えそうな彼氏をゲットするのが“幸せ”への早道である。間違いない。

(追記)
読めば読むほど、仕掛けだらけだなあ>このテキスト。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

★甘えるのも愛

仏教の入門書の直後に紹介するのも変だが、代々木忠「プラトニック・アニマル」から。甘えることも愛だと、代々木は言う。

男のプライドって何だろう。しょせんは薄っぺらなものなのではないだろうか。(中略)自分の彼女であり、場合によっては妻なのだから、突っ張ってみたところで仕方がないではないか。(中略)その甘える心が、ちょっと欠けてはいないだろうか。甘えることで自分のプライドが傷つくと、どこかで思ってはいないだろうか。その甘える気持ちが、実は愛なのである。心に豊かさがなければ、人は甘えることなどできない。(148ページ)

確かに、そうかも・・・。思い当たる節があるなあ。自分の場合は、プライドを守るというより、「こうしなければ」ということに、いつの間にかとらわれてしまっているのかもしれない。もちろん、「こうしなければ」も、相手のを顔を見ながら、どうすれば相手のために一番よいのかを考えながら決めたことだから、そのときは少なくとも独りよがりではないはず。でも、そういう“カタチ”を守ることから、“外”に出られなくなっているとしたら、よくないかもね。

ただ、ここで思い違いしないようにしなければならない。世の中には、無制限に甘えてくるオトコもオンナもいる。相手を愛していないのにもかかわらず、甘えてくる=搾取しようとしているオトコやオンナは掃いて捨てるほどいる。そういうオトコやオンナが「愛してるから甘えてるんだよ!」と言うとき、そのエゴイズムを拒絶する勇気は必要だ。

代々木の「甘えることも愛だ」というのは、「甘えることは愛ではない」と思いこみを否定するためのディスクールだ。しかも、論理学で言うところの逆、すなわち「愛は甘えることだ」は正しくない。もう少し言えば、「甘えること」は「愛すること」の部分集合なのだ。

甘えること=愛すること、などと誤解する余地のないくらい、愛することは豊かなことだ。今度もし機会があったら、プライドにとらわれずに、甘えてみようと思う。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

★愛することは執着することではない

仏教では、「愛する人に会ってはならない。愛せない人に会ってもならない。愛する人に会えないのは苦しみであり、愛せない人を見るのもまた苦しみである」と説いているらしい(白取春彦「仏教「超」入門」133ページ)。

ただ、「愛する人に会ってはならない」というのは、白取によると、決して「人を愛するな」という意味ではなく、「相手に執着するな」「相手を自分のものだと思うな」ということらしい。

では、どうするのか。心を配るのである。丁重に接する。相手に親切にする。ベタベタするだけが愛ではない。爽やかな愛もある。相手を自分のものと思いこむことのない開放的な愛。ちゃんと尊敬を含んだ愛。(138ページ)

「でも、一緒にいないと辛いよ」 そう、その通りである。「爽やかな愛」なんて、私には絶対ムリ・・・と思っていた。

しかし、好きな人だけでなく、いろいろなものに執着しないことにすると、一緒にいなくても愛していることになることが実感できる。ふっと霧が晴れるようにいろんなものが見えてくるような気がする。もしかすると、ここが(私の)いろいろな苦しみからの脱出口なのかな、とも思う。


| | コメント (6) | トラックバック (0)

★婚外恋愛の当事者たちにとって一番辛いこと

「不倫」と言ってしまうと、水商売の女性と一晩だけの関係を持ったり、同窓会の帰りに昔の彼と一度だけホテルに行ってしまったのも含まれるので、ここでは「恋愛のススメ★おしゃべりしましょ!」のビビアンさんにならって、「婚外恋愛」と呼ぶことにする。

婚外恋愛の恋人たちが、最初に突き当たってしまう問題の1つが、自由に連絡が取れないことだ。ビビアンさんの記事から。

もし、ワタシが今日死んだとしても、カレが気付くのは、いつだろう。

共通の友人がいるわけでもなく、家が近所なわけでも、住所を知ってるわけでもない。

ワタシたちをつなぐものは、この携帯電話だけ。

そう、そうなのだ。住所を知っていても、共通の知人がいても、それこそ同じ会社でデスクを並べて仕事しているのでもない限り、何かあったときにもどうしようもない。相手の気持ちが変わっていないことは、携帯電話やらメールやらで確認できる。でも、連絡が取れないとき、一番大切な人が最後の時に苦しんでいても、知らないでいることも十分あり得るのだ。

どう考えたらいいのか。私の中でも結論が出ないままだ。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

★好きな人と24時間いてケンカしないためには

もう時期はずれの話題だが、ご容赦。フランス人の多くは2週間から3週間の有給休暇を夏に消化する。恋人たちは、ずいぶん前から計画を立てるのだが、バカンス中にケンカになることも(当然)少なくない。どうすれば、バカンスで恋人とケンカをしなくて済むのか。MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事から。

第一に、バカンスに出る前に2人のための時間を作り、日常生活の問題について話し合うこと。第二に、数週間のバカンスの間、1日24時間一緒に居て同じことをして喜びを分かち合えるという幻想は捨てること。趣味が違うのは当たり前、その違いがおもしろいとポジテイブにとらえ、お互いのしたいことを半々ずつするという折衷案はどうか?第三に、1人になる時間を作ること。誰にも干渉されることなく自分の好きなことを好きなふうにする時間をもつべきであるという。

ミソは「趣味が違うのは当たり前、その違いがおもしろい」と感じること、だと私は思う。「私はコレが好きだ」「私はアレが好きじゃない」という自分の好き嫌いにとらわれていると、いくら恋人といえども、24時間一緒にいてケンカしないでいることは難しい。「私はコレが好きだけど、アナタはソレが好きなんだ。へええ」と笑っていられるようになれば、24時間一緒にいてもうまくいくんじゃないかな?毒男の想像でしかないけどね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

★ピンクリボンキャンペーン実施中

現在、あちこちのサイトで乳ガンの早期発見・検診・治療を訴えるピンクリボンキャンペーンが実施されている。Yahoo!JAPANのサイトはこちらから。

ちなみに、男性も乳ガンにかかることがあるそうだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

★イチローにみるスタイルの重要さ

今日、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、メジャーリーグ1シーズン安打記録を塗り替えた。ちょうど仕事をしながらテレビを見ていて思ったのだが、スタイルを持つ男はやはりカッコイイ。

この“スタイル”というのは、体格のことではない。仕事のやり方や、プライベートでの遊び方だ。人まねではなく、流行に流されず、自分の“スタイル”で自分の求めるところに向かっていくのを見るのは、対象が同性であれ、心ときめくものである。

他にもサッカーの中田英寿や中村俊輔。砲丸投げの室伏広治。いずれも、仕事=スポーツのプレーでのスタイルが魅力だ。あのようなプレースタイルを自分の仕事にも取り入れられないものか、ときどき無駄なあがきをしてみたくなる。

生きる上でそんな“スタイル”があれば、きっともう少し楽なんだろうなと思うが、残念ながら、人生の大問題ほど“スタイル”では解決できないようだ。“スタイル”を身につけたいと思いつつも、そこからどんどん遠ざかっていく自分は、逆の意味での“スタイル”=“スタイル”を身につけないという“スタイル”を身につけつつあるのか、と考えてみる。

(追記)
キヌガサに登録しましたが、ここ数日ひどく忙しくて、いきなり放置しています・・・。→何とか復活(汗)

| | コメント (3) | トラックバック (1)

« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »