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★好意は分割すべし

再び「嘘つき男と泣き虫女」から。男性は、小さなプレゼントをたびたびするのではなく、ここぞというときに大きなプレゼントをして悦にいる傾向が強い。しかし、それでは女性からの評価は、あまり上がらないのだとか。

これに対して、女の脳は細部にこだわるようにできている。だからパートナーや自分の行動は、その内容や大きさに関係なく、一回につき1点で評価する。(中略)たとえば、パートナーにバラを一輪贈るのは1点。バラが六輪に増えても得点はやはり1点のままだ。(中略)しかし週に一度バラを一輪贈り、それを六週間続けたら6点になる。一輪の花を毎週贈ることは、相手の存在が心の中で最高の位置を占めている印なのだ。(103ページ)

同じようなことが、ゆうきゆう氏の本にも書いてあった(手元にないので、紹介はまた今度)。少しでもいいので、とにかく頻繁に好意を示すことが、女性にとってはうれしいらしい。週に一度会って数時間話すのもいいが、仕事の合間を縫って、毎日5分の電話をかけるのも悪くない。

・・・ということでしょうか?>女性のみなさま

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★夫婦円満の秘訣

久しぶりに「嘘つき男と泣き虫女」から。「口うるさく言ったり言われたりする関係を変えるには、言われる方も責任を引き受けなくてはならない」と著者は言う。まず、口うるさく言われている方(多くは男性だろう)が努力するべきこととして、次のことを挙げる。

  • 相手の話にちゃんと耳を傾けているか?
  • 相手の不満を理解しているか?
  • 自分の方が偉いという態度を見せて、相手をおとしめていないか?
  • 相手のやり遂げたことを評価しているか?
  • 自分は金を稼いでいるから、家では楽にさせてくれといって、家事の分担を拒絶していないか?
  • 怠惰で無神経になっていないか?
  • 相手の気持ちを理解する心の余裕に欠けるのではないか?
  • 幸福に暮らしたいと思っているか?
  • 幸福に暮らすために、相手と向き合って、きちんと話をするつもりはあるか?(以上、45ページ)

「ああ、これは拙いな」と自分の行動を修正しようとする男性には、あまり問題はないのだろう。問題は、「これのどこが悪いの?」とか、「ふーん。それで?」という男性だろうなあ。

だが、もっと問題になりそうなのは、男性側がこれらの点を反省して、相手の話にちゃんと話を傾けようとしているのに、態度が変わらないとき。そういうときは、明示的に相手の欠点を指摘するしかないだろうなあ。

一方、口うるさく言う方(多くは女性だろう)が努力するべき点としては、次のことが挙げられている。

  • 何に不満なのかを相手に言う。
  • 相手にして欲しいことについて、時間を設定する。
  • 同じ言葉を繰り返すのを慎む。
  • 自分の要求を伝えたら、今度は口をつぐんで相手のことばに耳を傾ける。
  • 相手の考えを聞く。いいアイディアが出てくるかも。
  • 「あなたは~」という言い方をしない。それでは相手の抵抗が強くなるだけ。
  • 相手が配慮のない態度を改めるつもりがない場合、どんな形で解決する?
  • 自分の存在価値を高めるよう努力する。
  • 目標を達成したとき、ちょっとしたご褒美を自分に用意している?
  • 幸福に暮らしたいと思っている?(以上、46ページ)

とにかく、最初の項目がポイントだと思う。「何が不満なのか」を精確に相手に伝えること。感情を伝えるのではなく、何に引っかかっているのか、何が嫌なのか、何に傷ついているのか、相手にできるだけ精確に伝える。大半の男性はここで気づいてくれると思うが、もしパートナーがきちんと説明しても気づかないほど鈍いタイプなら、“別れる”とか“諦める”という選択肢も考えた方がいいと思うなあ。

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★欧米人のセックスと日本人のセックス

再び女性向けサイト「ウーマンチョキ」の「セックスで綺麗になる」第4回から。

洋画の中で観る清潔なベッドであの流れるようなゆったりとしたセックス! まさに理想です。対照的に、日本人のセックスは狭い部屋で汗と湿気でじめじめしたイメージがあるのは何故でしょう? 外国人は「いとおしくて、いとおしくて・・」と心から愛してるというやさしさで女を抱く。髪をなで、何度も熱いキスをして・・・・。だから、私は洋画でセックスシーンを観るとそれだけで、子宮に妙な感覚を覚えてしまうのです。

「外国人」という言葉で、この人、間違いなく欧米人(いや、米国人か?)を指しているのがチョット引っかかるけれど、まあ、それはさておく。

「外国人」は「清潔なベッド」で、「日本人」は「狭い部屋」で、しかも「汗と湿気でじめじめ」したセックスをする…というのも、なかなかステレオタイプなイメージではないかな?

それから、日本の住宅事情はよくないし、しかもアメリカなどとは性道徳が違うので、洋画でかいま見るラブシーンと、自分が体験しているセックスとを比べてみても、あまり意味はないと思うけどね。また、「外国人」がすべて「いとおしくて、いとおしくて」という感じでセックスをするわけではない。もしそうなら、セックスに関する不満が出てくるはずがないが、実際には決して少ないとは言えないし…。

ただ、「清潔なベッド」で「流れるようなゆったりとしたセックス」を理想とする女性がいることは、男性諸氏は覚えておくとイイかもしれない。幸いなことに、日本では、ホテルに行けば「清潔なベッド」は簡単に利用できるからね。

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★なぜ男はテクニックを磨くのか

女性向けサイト「ウーマンチョキ」の「セックスで綺麗になる」第4回から。AVの見過ぎじゃないかと疑いたくなるような変なテクニックを“駆使”した自分勝手なセックスをしたがる男が多い、と女性からの意見。重要なのは「愛してる女を抱く喜び」だとか。

女が一番ほしいのは、気持ちよくしてもらうためではなく、お互いの喜びが自然と快感に変わって行くということ。だから、勘違いしてる男は今すぐ改めてほしいですね。どこを触れば女が喜んで気持ちいいか、なんて考えてるうちは、いいセックスなんてできるはずが無い!!更に加えると、力を入れて触ったり揉んだりすればいいと思ってる男の多いこと。

少し反省(苦笑)。ただ、言い訳させてもらえば、男とはカワイソウな存在で、テクニックがなければないで「アンタって、下手ね!」と言われる恐怖におびえることになってしまう。そして、この恐怖は、そのまま不能への恐怖につながっている。

信頼関係ができあがっている男女の間であれば、そういう恐怖を感じないですむわけだが、まだそこまで関係ができあがっていない二人の場合、“たたない”ことで関係が壊れることも少なくないだろう。その場合、まじめな男性ほど「自分のせいだ」と思ってしまいがち。

そんなことにならないよう、男は女に対して、自分の精力が十分であること=テクニック的にも長けていることをアピールしたくなる・・・のだと思う。

女性にはそのあたりも知っておいて欲しいなあ。でも、難しいのかなあ。

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★結婚は「落としても割れないコップ」?

再び山本文緒「結婚願望」より。“付き合っている”というだけの関係と結婚とを比べると、結婚は大変動かしがたい、しっかりしたものだと言う。

それ(引用者注:“付き合っている”というだけの関係)に比べて結婚は、なんてはっきりした関係なのだ。意思がちょっとぐらついたくらいでは、結婚は壊れない。それを壊そうと思ったら、ものすごく面倒なことになる覚悟を持たなければ結婚はなかなか崩壊しない。(中略)でも、落としても落としても割れない頑丈なコップに、少しのイライラと恐怖のようなものを感じるのは私だけだろうか。(36ページ)

結婚は「落としても落としても割れない頑丈なコップ」であるというテーゼを最初読んだとき、どうも違うような気がしたのだが、ふと気づいた。山本が言う“結婚”は、“結婚というカタチ”のことなのだ。つまり、少々ケンカしても、少しくらい浮気しても、それが理由で必ず壊れるとは限らない。むしろ、お互いに好きで“付き合っている”恋人同士の方が、当人同士の感情以外の支えがない分、容易に壊れそうだ。

しかし、未婚の私なんぞが言うまでもなく、“結婚の中身”は簡単に傷つく。メンテナンスを怠ると確実にガタの来る自動車のように、あるいは、落としても割れないコップであっても、確実に傷は付く。相手のことへの思いやりなしに振る舞った結果は、容易に相手を傷つけ、“結婚の中身”を傷つけるはず。

結婚したことがないから、本当はどうなのか、自信はないけどね。

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★関係の修復には貯金が必要

再び毎日インタラクティブのサイトから。51歳の妻が子宮筋腫の手術を受け、子宮を摘出したことをきっかけにセックスレスになった58歳の夫の話。それから、めっきり会話も少なくなったとか。

ある日、家内のめいが出産し、家内はその世話をするようになってから、時々涙をながすようになりました。私たち夫婦の行く末を思って急に空恐ろしい寂しさを味わい、そーっと優しく抱いてほしいと涙ながらに話しました。その時初めて、私はスキンシップの大切さを痛感したのです。これを機にようやく抱いてやれるようになり、2人の距離は急速に接近しました。

この夫婦、きっと手術をするまではいい関係を保っていたのだと思う。でなければ、60歳近くなった夫婦が再び抱き合えるようにはならないのではないかなあ。

それにしても、子宮に関する手術をきっかけに夫婦の間でセックスがなくなってしまい、それが夫婦の間の問題になっているのを聞くと、なぜかやりきれない気持ちがする。“血を見ると男は萎えてしまう”というのはよくある話だし、わからないでもない。ただ、セックスは決して性器の結合だけで成立するものではないし、パートナーへの配慮があれば、何らかの方法がある場面も少なくないはず。

「そのときのために」というわけでもないだろうが、夫婦の関係であっても、互いへの思いやりという形の“貯金”を、きちんと貯めておきたいものだ。

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★ドラマのようなカッコいいセリフを吐くワケ

毎日インタラクティブのサイトから。

女の子が別れ話を切り出しても、昔のように「よし子ー行かんといてくれー」などと泣いてすがるようなことはしない。「お前の一生の中でおれほどお前を愛した男はいないってことは覚えておいてくれ」とか、「振り向いたらおれはいつもお前の後ろにいるから」などと言って、かえって女の子にゲーッと思われたりする。とにかくドラマのようなカッコいいセリフを吐いて、本当のことは言わないのだ。

「カッコいいセリフ」は、実際にうまくいかなかった恋愛の進み方が、自分の中にあらかじめ作ってある“物語”からできるだけ外れないようにして自分を守るための、一種の工夫なのかもしれない。別れを切り出されることが不測の事態であれば、深く傷つく可能性がある。そこで、芝居めいたセリフを吐くことによって、深く傷つかないようにするのだ。

つい最近別れ話を切り出した女の子が、男の子に言われたそうだ。「お前を愛したことをおれは一生後悔しないから」 (その女の子は)「ありがとう」と返事をしたものの、本当のことを言えば、「それがどうした」だったそうです。

飽きられてしまえば、嫌がられてしまえば、「おまえを愛したことを俺は一生後悔しないから」などと言ってみても、キモチ悪がられるだけ。悲しいが、これが現実だろうなあ。その前に、「一生後悔しない」と言えるくらい、相手の女性を愛したのかが問題だけど。

それにしても、傷つかないように自分を守るのは仕方ないが、ときどきは心をフルオープンにして傷つく危険を冒すのも悪くないと思う。そういう状態でしか入ってこない“大切なもの”もあるからね。

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★“付き合っている”ってどういうこと?

再び山本文緒「結婚願望」より。いろいろな原因で女性と親密になることが少なかった私には、“付き合っている”というのはどういう状態のことを言うのかが、実はよくわからない。ただ、たくさんの異性と付き合ってきた(?)著者にしても、“付き合っている”と言うべきかどうかが迷われるような関係はたくさんあるとか。

つきあってるんだかいないんだか、という男女関係は世の中に非常に多く、恋愛関係というものはかくも曖昧なものだ。ある特定の相手とその親密な交際を、これからも続けていこうとお互い意思が一致したときに「付き合っている」という関係が発生するのだとしたら、どちらか一方がその意思にぐらつきを覚えただけで、二人の関係は壊れてしまうことになる。(36ページ)

山本が挙げる“曖昧な恋愛関係”の例としては、たとえば…
まだ若い二人のうち、男の方が遠隔地に転勤になってしまい、月に一度くらいしか会えなくなって、メールも頻度が下がり、半年前に会ったきり。なのに、どちらも「別れよう」と言い出さないのは“付き合っている”と言えるかどうか。

あるいは…
居酒屋で知り合った独身の男女。なぜか勢いでベッドインしたが、どちらも特定の相手がいなかったこともあり、頻繁に会っている。最初はいろいろ話をしようとしてみたが、共通の話題があまり多くないので、最近は会えば10分以内に素っ裸になってしまう。

また、あるいは…
妻子ある上司と、独身の部下の不倫関係。上司の方は家庭を捨てる気はないし、部下の女性は、上司と結婚できないことはよくわかっているが、結構楽しい時間を過ごせている。とはいえ、ボーイフレンドができれば、上司とは別れるつもりで、恋人募集中である。

個人的には、“恋愛関係”は、お互いに相手のことを“好き”と思える感情を持つことから始まるような気がして、比較的はっきりしている。しかし、“付き合っている”は曖昧だ。結婚相談所で会った異性に、「とりあえず、もう少し会ってみますか。一応、他の人とは会わないようにしましょうね」という合意を取り付けたら、それは“付き合っている”には入らないのか。もちろん、“付き合っている”という関係がまったく想像できないわけではない(また、体験がないわけでもない)が、“付き合っている”と“付き合っていない”の境界線がどうもはっきりしないのだ。

…どうもよくわからないなあ。

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★浮気を防ぐ最良の方法

ゆうきゆう「相手の心を絶対にその気にさせる心理術」から。美人を口説くときには相手の美しさ以外のことをほめたり、ほかの人が取り上げないように場所をほめるとよい、と言う。それが、“自己拡大”につながるからだとか。

できる限り一緒に新たなことにチャレンジして、可能な限り相手を自己拡大させてあげること。(中略)すなわち、相手に対していろんな意味で「初体験」の殻を破る一撃。それは口説く相手には刺激剤に。すでに恋愛関係の相手には、浮気を防ぐ免疫剤になるのです。(66ページ)

確かに、そうだろう。ただ、そのためには、自分も常に努力して“自己拡大”していないと難しいと思う。ゆうきゆう氏は「いつもバーで飲んでいたら、一度は二人で夜のクラブに遊びに行」くことを例として挙げているが、これだって自分がクラブに行ったことがなければ、なかなか難しい。とにかく“引き出し”は多いに越したことはない。まあ、夜遊びの幅ばかり広げても仕方ないと思うけどね。

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★「なぜ結婚しないの?」「なぜ子どもを作らないの?」は呪いの言葉

元ネタが行方不明なので、とりあえず紹介だけ。

呪いとは、反論しづらい言葉によって行われる。「オマエは、明日死ぬ」などというわかりやすい呪いをかけられたとする。「そんなバカな。へへん」などと笑っていられる人は、呪いにかけられていない。しかし、「そんなことはないはず。でも、なんだか不安」という人は、まんまと呪いにかかっているのだ。

呪いの言葉は反論を許さず、また、反論できない人に呪いはかかる。たとえば「なぜ結婚しないの?」という言葉に「結婚してくれる人がいなくてさ(苦笑)」と言える人はまだいいが、“候補はいるが、なぜか決められない”という状態の人は言い返せない。さらに、強い呪詛の言葉になり得るのが「なぜ子供を作らないの?」という言葉。もちろん、「私たちは夫婦二人で生きていくことにした」と言えれば問題はない。問題は、夫婦が子どもを望んでいるのに妊娠しないときだ。「なぜ子供を作らないの?」という言葉に、「できないのよ!」と言い返せればいいが、ちゃんと週2回セックスしているのに妊娠しない、しかも、夫婦とも体には問題ない…というとき、強い呪いが夫婦にかかってしまう。

呪いをかけられた人のできる対処方法として思いつくのは、呪いをかけた人を徹底的に排除することくらい。それが実の親であろうと、親友であろうと、だ。

有効な対処方法があれば、是非コメントいただきたい。

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★アナタが結婚できないのには理由はない

またまたNozze(ノッツェ)がインフォシークに出している広告ページから。「ちゃんとした生活をすること!」というコラムで、女性が結婚できない理由として、生活におけるこまめな気配りの欠如を挙げる。

彼氏が全然できないというあなた。それは出逢いがないからでも、いい男がいないからでもなく、あなた自身に問題があるのかもよ。まずは自分の生活を見直し、ちゃんとすることから始めること。そうすれば、必ずお相手は見つかりますから。

そんなことはない、と思う。「必ず相手が見つかるはず」と信じることは、精神的安定につながるから、その思いこみ自体を否定するつもりはない。しかし、“自分の生活をちゃんとすること”と“結婚できること”との間には、ほとんど因果関係はない。自分の生活をちゃんとできない人も結婚しているし、結婚できない人が自分の生活をちゃんとできない人だというわけでもない。

ということから、(私を含む)結婚を望んでいながら結婚に至らない方々に考えてみていただきたいのは、“結婚できないこと”の理由は実は何もないのではないか、ということだ。もちろん、結婚相談所で会う女性に、口を開けば「親の面倒を見てくれ」と言ってみたり、「男はやっぱり年収1000万円、最低必要ね」と男性に注文をつけてみたり、そういう人は今は省く。そんな極端な例を除けば、結婚できないことの理由をあれこれ探すのは無駄なことではないか、と思うのだ。

まあ、よく考えてみれば、生まれてきたことにも理由はないし、早死にしたり長生きしたりすることにも理由はない。科学の“おかげ”というわけでもないが、私たちの思考はひどく因果律に毒されていて、いろんなことに理由や原因を探し求めてしまうのだが、ここはひとつ、そこから自由になってみてはいかがだろうか。もしかすると、ふっと楽になることもあるかもしれない。

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★恋愛体質

山本文緒「結婚願望」より。恋人ができれば、世の中に最低一人は自分の何でもない日常に興味を持ってくれることになる。しかし、それも長続きしない。

恋というのは、はかないものである。(中略)日々を過ごしていくうちに、だんだんと相手が「よく知っている人」になってくるのだ。よく知っている人の日常は当然よく知っているわけで、いちいち昨日は何をしていたか明日は何をするのか聞かなくなる。デートも万障繰り合わせてというわけではなくなり、両方の時間の都合が付くときに飯を食う、というデートとは呼べない状態になって、そして恋は終わるのだ。で、しばらく恋人がいない気楽な日々を過ごした後、また誰かを好きになって振り出しに戻る。なんか不毛である。(27ページ)

「へええ、そうなんだ」と思ってしまう。恋が成就した経験があまりない(ないわけではない)ので、こんな風に恋が進んでいくのだという実感は当然わかない。

ただ、「恋愛体質でない人」は違うらしい。彼(女)らは、「新鮮だった恋人が、よく知っている人になっても、つまらないとは思わないのだ。デートがただの飯の時間になっても、そこにやすらぎを見いだすことができるの」だとか。

ふむ。私はどうやら「恋愛体質でない人」らしい。「よく知っている人」のことをどれだけ本当に知っているのか、よくよく考えてみたら、いろんなことを知らないのに気づくのだ。

過去のことについて聞くなら…
相手がどんな学生時代を送ったのか、中学生の時はモテたのか。高校生の時はどうだったのか。習っていたピアノのレパートリーで、一番好きだったのは何か。親との関係はどうだったのか。両親の仲はよかったのか。金銭的には困っていなかったのか。どんな家に住んでいたのか。そこで印象深かったことは何か。きょうだいとの関係はどうだったのか。

現在のことについて聞くなら…
今の仕事は好きか。職場で一番嫌な人は誰か。仕事をこなしているとき、その仕事に対してどのような態度で臨んでいるのか。誰とお昼を食べて、その人とどんな話をしたのか。そのとき、どんな気持ちがしたのか。作れる食事のレパートリーは何か。どういう味付けが好みで、それはいつ頃、身に付いたものだと思うか。どんな包丁さばきをするのか。ダイエットの調子はどうか。独りで眠るとき、何を考えて眠りにつくのか。

「そんなことを知ってどうする」と尋ねられるかもしれないが、そういったことを知ることによって、より深く相手のことを理解することができるような気がするのだ。そして、より深く理解することによって、より深く慰めることができ、より深く一緒にいる時間を味わうことができるような気がするのだ。

…やっぱり、私が特殊なのかなあ。

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★皇室に何が…

雅子さんが、今日5/12から渡欧する皇太子に同行しないことについて、皇太子は誰かに対してかなり不満を持っているらしい。ソースはこちら

雅子さまの体調については「この10年で自分を皇室の環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが、そのことで疲れ切っているように見えます」と述べた。さらに「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と続けた。

雅子さんが最近公務から遠ざかっているのは育児ノイローゼかなと思っていたが、子どもと離れていないところから考えて、育児ノイローゼではないらしい。理由として、皇太子は、宮内庁が雅子さんのキャリアを生かそうとしなかったことや、人格に対する攻撃を挙げている。この発言、実は、めちゃくちゃ問題発言ではないか?

雅子さんはそのまま行けば、外交官としてマスコミに名前が登場するはずだった人。今の皇后とは違う。それを無理やり皇太子が皇室に引っ張ったわけで、もしかすると日本国の大きな損失だったかも、と思わないでもないが…。

それにしても、皇后と雅子さんを比較するに、時代の違いが感じられるなあ。

(追記)
どうやら、心ない関係者が「秋篠宮家に第三子(当然、男子だろう)を」と言ったらしい。こりゃ、雅子さんもへこむわな。ソースはこちら

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★正しいことを言う前に

ゆうきゆう「もうひと押しができない!」から。余談だけど、先日、この人のことを初めて知った。紛らわしいぞ・・・って、悪いのは私か(苦笑)。

あなたの周りによく「私って言いたいことははっきり言っちゃうタイプだから」という人がいませんか?その人たちは、「自分は正しいことを言ってるんだから、怒るあなたがおかしい」というように感じていたりします。(131ページ)

ゆうきゆう氏は「言いたいことははっきり言っちゃう」人の問題点、改めるべき点として、そういうキツイことを言う前に、感情の“貯金”が必要だと結論づける。この本に書いてあるとおり、確かにいろいろと世話になっている人の言葉であれば、多少耳に痛い言葉であっても、何とか受け入れることができるが、赤の他人であれば「何だ、この野郎!」となってしまう。だから、忠告するなら、感情の“貯金”を作ってからにしようというのは、正論だ。これは、上司・部下の関係でも、友達同士でも、もちろん恋人同士でも同じようなものだと思う。

それはそれでいいとして、私は「正しいことを言ったのだから、黙って従うべきだ」という前提を持つ人に対して、あまりいい感情を持てない。正しければ、それでいいのだろうか。正しければ、他に何も考える必要はないのだろうか。また、その“正しさ”を検証する必要はないのだろうか。

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★アジアに広がる援交

援助交際が日本以外の各地に広がっているらしい。ソースは共同通信の「『援交』拡大を警告」という記事から(掲載期間終了のため、URLは省略ご容赦)。

【バンコク共同】児童買春や子供の人身売買の根絶を目指す非政府組織(NGO)「国際ECPAT(エクパット)」(本部バンコク)は26日、世界の子供の性的虐待状況をめぐる報告書を発表。日本で社会問題化している「援助交際」が「中国、韓国、タイなどアジア各地に広まっている」と指摘、根絶に向けた社会の取り組みが急務と訴えた。英文の報告書の「ENJO KOSAI現象」と題する章で指摘。

「そりゃ大変だ」と思うが、日本の援交というのは女子高校生や女子中学生を中心とした若い女性が、遊ぶお金ほしさや、「仲間はずれになりたくない」「なんだか寂しい」「毎日が空しい」などという理由(直接の理由にはなっていないけど)で売春するものだ。それが、経済的に日本とはあまり差がない韓国はともかく、中国やタイに広がっているというのは、どういうことだろうか。やっぱりお金なのだろうか。

ちょっと思ったのだけど、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」で規制される「児童」の定義は現在「18歳未満」。これを「15歳未満」くらいに引き下げると、大半の援交は“なくなる”。この法律で規制されない買売春は、個人が自分の意思で行う限り、違法じゃなかったはずだから(違っていたらゴメンナサイ)、問題の大半が消えたように“見える”。出来の悪い「コロンブスの卵」っぽい発想で恐縮だが、この法律の趣旨は条文にその程度の変更を加えたところで、損なわれないのではないかな?

ちなみに、「援助交際」の定義で、もっといいのがあればヨロシク。

(追記)
5/10現在、まだ掲載期限の切れていないサイトがあったので、紹介しておく。こちら

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★続・結婚相談所の策略に乗るな!

再びNozze(ノッツェ)の広告ページから。

玉の輿に乗ることを諦めざるを得ない頃、長くやるつもりはなかった仕事は、気がつけば10年選手。上司に認められ、責任ある仕事を任され、後輩には慕われ、気がつけば仕事のできる女になっていた。そうなると“ここまで頑張ってきたんだもの、辞めてしまってはもったいないわ”と仕事に対して意地とプライドが出てくる。すると、自分にはバカな金持ち男など必要ない、一人でだって生きていける、と他力本願ではない幸せを勝ち取ることができるのよ。

「一人だって生きていける」という自負心はいい。結婚は、一人で生きていける者同士が一緒に暮らすのが基本だと思う。もし一人で生きていけないのであれば、結婚する前に一人で生きていけるための訓練をするべし。炊事洗濯だけではなく、自分の生活を一人できちんと保っていけるか、チェックしてみたい。

ただ、この人が言っている「他力本願ではない幸せ」というのは、“幸せ”には違いないのだろうが、非常に閉じた幸せだと思える。行きたいところに行けて、会いたい人に会えて、見たいものを見られる。つまり、自分自身がすべてコントロールできるという“幸せ”。

自分の思うとおりにならないもの。自分の思うとおりにならない人。そこから、自分の生き方そのものがほぐされて、より複雑で豊かな生き方を得られることを“幸せ”と呼ぶには、りっちゃんはまだ若すぎるかな。

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