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★「新専業主婦志向」?

毎日新聞の記事によると、小倉千加子氏が近刊の書籍のなかで、晩婚化が進んでいる現状について、以下のように分析しているそうだ。

名古屋の大学の教授だったころ、旧厚生省の委託を受け、未婚女性の結婚観を調査した。「女性は十分な給料の夫と結婚し、専業主婦になって子供を2人育てる。子育てを終えたら、例えばフラワーアレンジメントの仕事をしながら社会とつながって若々しく輝いていたい、と夢見る」。夫の経済の傘の下で存分に専業主婦生活を享受し、夫に家事分担すら求め、育児のあとは趣味的仕事で社会参加を望む。小倉さんはこれを「新専業主婦志向」と名づけた。

女性にとって理想的な人生設計であることは認めよう。ただ、そこに社会状況の分析が欠けているような気がする。

今は不況である。公務員はともかく、銀行に勤めていてもリストラされる世の中である。「十分な給料の夫」を想定するところで、かなり結婚相手が絞り込まれる。

また、「趣味的仕事で社会参加を望む」のはいい。ただ、男性に依存する生活設計の組み立てをしていると、夫が若くして死亡したり、どちらかが浮気して離婚することになったりすると、おおごとである。生活設計は完全に崩れ去る。早くから仕事を捨てたため、非常に悪い条件に置かれてしまう。

「新専業主婦志向」がよいものかどうか、これは判断は分かれるところだと思う。

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コメント

新専業主婦のスタイル、
そういう生活あこがれる人、多いんでしょうね。

でも、同じくらい、
結婚はしても家事なんて全然手を抜いて
仕事をばりばりこなす・・・って生活に
あこがれる女性も多いんじゃないでしょうか。
結婚したからといって、生活を変えたくない人(女性)も、
多いはずです。
で、その場合もやっぱり理解してくれる男性を見つけるのが難しいから、
やっぱり晩婚化しちゃうのかな。

投稿: し~やもん | 2004年1月13日 (火) 午後 10時11分

コメントありがとうございます!
「仕事をばりばりこなす」女性も確かに多いようですが、そういう方々はどうも合格ラインがかなり厳しいようです。(^-^;) そんじょそこらの男性ではお気に召さないようで…。
たとえば、私などでは力不足も甚だしい、というわけです。
モノを深く考え、感情に共感するという点では少々自信がありますが、外見や会話のスマートさという点では、落第ですので。(^-^;) 第一印象ではねられてしまいます。
…あ、すみません、私の話ではありませんでした。(^-^;;)

投稿: ゆう | 2004年1月14日 (水) 午前 03時15分

うーん、これは現状認識云々じゃなくて、あくまでも理想であって、「こういう生活ができる結婚でなければしない方がマシ」という感覚なんじゃないでしょうか。
だからこそ、晩婚化に結びつく気がします。
女性も現状認識がシビアだからこそ、結婚する人が減っているんじゃないかなぁ。

投稿: くわとろ | 2004年1月14日 (水) 午後 03時01分

はじめまして。
新専業主婦、読んでみると確かに「こんなにいいことあるのか?!」っていうくらい理想ですね。
でもくわとろさんが言うとおりあくまで理想。現実がこういうことを許してくれないがゆえの理想。
わたしの職場は結婚・出産後も仕事を続ける女性が多いのですが、みな試行錯誤四苦八苦、周囲の助けも借りつつ仕事家事子育てにがんばっているというのが実情です。
未婚のうちは夢見ているのは、今も昔も変わっていないってことかなぁ。

投稿: 「あ」 | 2004年1月14日 (水) 午後 07時31分

コメントありがとうございました!>くわとろさん、「あ」さん
くわとろさんと「あ」さんのコメントには、後でこちらからトラバったカキコにまとめますねっ。

投稿: ゆう | 2004年1月16日 (金) 午前 01時19分

また、「趣味的仕事で社会参加を望む」のはいい。ただ、男性に依存する生活設計の組み立てをしていると、夫が若くして死亡したり、どちらかが浮気して離婚することになったりすると、おおごとである。生活設計は完全に崩れ去る。早くから仕事を捨てたため、非常に悪い条件に置かれてしまう。
全くその通りだと思います。主人はいわゆるエリート職で、収入面においては、平均所得の共働き世帯以上を稼いできてくれるおかげで、専業でいられますが、子供もなく、ご飯も作らなくていいので、趣味を仕事にしようと自宅で開業して1年になりました。しかし、上記の件が常に不安で、派遣でもいいから外に働きに行った方がいいかな?と毎日のように考えて悩んでいます。私の母も優雅な専業ですが、将来を不安に思ったことも考えたこともないそうで、毎日楽しそうに暮らしています。父親にも相談したところ、億の生命保険をかけてれば、死んでからも経済的には大丈夫だろうと案外呑気なものでした。
 それでも、こんなに、不安になるのは何故なんでしょう?既に家も購入してあるし、いざとなったら、自分の分くらい、自分で稼げるだろうとも思えるものですが、不安です。友達に相談すると、今結婚して優雅な専業をしている人は、最悪の事態になったとしても、また、次の相手がすぐに見つかって、問題にならないものだよ。。。と言われます。それって、なんだか、転職みたいだなと思いました。専業主婦が天職で好きなことが出来て、お金に困らなければそれで本当にいいのかしら?私は、専業主婦がいいものだと思いつつ、本当は、働いている方が幸せなタイプで心が安定するのかな?と自分を見つめ直しているところです。

投稿: ハーティ | 2004年3月15日 (月) 午後 12時27分

こんにちは。>ハーティさん

>今結婚して優雅な専業をしている人は、最悪の事態になったとしても、また、次の相手がすぐに見つかって、問題にならないものだよ。。。

このお友達のアドバイス(?)は、ちょっと…ね。先日、ミス日本の女性の「その後」を追いかけるノンフィクション番組を見ましたが、まだ30代半ばなのに、ご主人に先立たれ、経済的にも大変な状況になっているとのことでした。だから、実際は確率の問題でしょう。子どもがいなければ、次が見つかりやすい、という傾向はあるかもしれませんが…。

きっと、ハーティさんにはまだ“居場所”が見つかっていないのでしょう。

投稿: ゆう | 2004年3月18日 (木) 午前 02時51分

「仕事をバリバリこなして家事を省みない主婦」も「新専業主婦」も経験してるmieと申します。
以前のバリバリコースは破綻しました。
今の新専業コースは今のところ順調です。
女一人の価値観でなく、男性側の、こうあって欲しいという願望も女の行き方を規制している面が多々あります。
趣味を仕事に優雅に…ではなくバリバリしたくとも。

実際には、私は生活基盤を夫の上に築いてそのまた上で浮ついた生活をしてる身分なんで、なんとも偉そうなことはいえませんが…(__;)。

投稿: mie | 2004年3月24日 (水) 午後 12時02分

 以前ニュ-タウンに住んでいた時新専業コ-スの
優雅な生活にあこがれました。自分には出来ないので
都心に移り住み、パ-トを探しています。職種を
選んでいないのに断られ続けています。40代ですが、
浦島太郎の気分です。

投稿: 旧専業主婦H | 2004年5月27日 (木) 午前 09時15分

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こちらのブログを読んで思ったんですが。 女性が経済力のある男性と結婚し、優雅な専業主婦になることに憧れるのは今も昔もさして変わらないと思います。 女の結婚のメリ... [続きを読む]

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